2015年04月26日00:00
静岡文芸大講堂で劇部コーヒーメーカー「ハックルベリーにさよならを」を観た
カテゴリー │演劇
24日(金)18時30分~
劇部コーヒーメーカーの春季公演。
台本は演劇集団キャラメルボックスの成井豊さんの作品。
ハックルベリーとは、マーク・トゥエイン作の小説「ハックルべりー・フィンの冒険」から来ている、と思う。
が、その説明はあったかなあ。
川下りをするところを重ねているのだろう。
ハックルべりーとトムソーヤーは友だちだが、育つ環境がまったく違う。
トムソーヤが家育ちとすると
ハックルベリーは野育ちだ。
舞台は南北戦争時代、
アメリカの奴隷制度が色濃く出ていて、
決して幸せではない境遇でも
自由に生きるハックルべりーに、トムソーヤーよりも共感をしてしまう。
(すいぶん前に小説を読んだ時)
主役であるケンジの少年時代からの旅立ちをテーマにしている風に感じるが、
実際は大人の事情を描いている。
年齢的にはずいぶんと大人の僕から見ると、
大人の事情も甘い感じがするがどうだろう。
わかりやすい内容なのだと思うが、
観ていて、わかりにくい感じがした。
女性ばかりで、男性役も含め演じた。
そういう事情なのだろうが、異性をやるのはやはり難しい。
難しいということを意識してできるといいと思う。
劇部コーヒーメーカーの春季公演。
台本は演劇集団キャラメルボックスの成井豊さんの作品。
ハックルベリーとは、マーク・トゥエイン作の小説「ハックルべりー・フィンの冒険」から来ている、と思う。
が、その説明はあったかなあ。
川下りをするところを重ねているのだろう。
ハックルべりーとトムソーヤーは友だちだが、育つ環境がまったく違う。
トムソーヤが家育ちとすると
ハックルベリーは野育ちだ。
舞台は南北戦争時代、
アメリカの奴隷制度が色濃く出ていて、
決して幸せではない境遇でも
自由に生きるハックルべりーに、トムソーヤーよりも共感をしてしまう。
(すいぶん前に小説を読んだ時)
主役であるケンジの少年時代からの旅立ちをテーマにしている風に感じるが、
実際は大人の事情を描いている。
年齢的にはずいぶんと大人の僕から見ると、
大人の事情も甘い感じがするがどうだろう。
わかりやすい内容なのだと思うが、
観ていて、わかりにくい感じがした。
女性ばかりで、男性役も含め演じた。
そういう事情なのだろうが、異性をやるのはやはり難しい。
難しいということを意識してできるといいと思う。
2015年04月23日22:26
18日は浜松街中街歩き
カテゴリー │路上演劇祭
18日(土)13時に浜松駅北口百貨店前に集合し、
浜松街中を歩いた。
参加者6名。
目的は5月23日の14時~19時に行われる
路上演劇祭JAPAN in 浜松2015に参加する
「はとまとまとつ」の制作のため。
テーマは「浜松」。
遠鉄百貨店前→旧松菱前→モール街→ザザシティ→有楽街→新川モール→サザンクロス
と、今までの路上演劇祭の会場をたどる形で歩いた。
その後、珈琲香蘆(かふぇこうろ)で、どのような台本にするか話し合い。
参加者が手分けして書くことにした。
僕は一応カメラを手に、何枚か写真を撮ったが、
作品にはあまり活かされない、と思う。
今後、数度集まって、作品を作って行く。
発表は5月23日浜松駅北口百貨店前にて。
写真は
上から、4人の古代人→彼らの社交場→道の奥?
路地に入ったら見つけた。
浜松街中を歩いた。
参加者6名。
目的は5月23日の14時~19時に行われる
路上演劇祭JAPAN in 浜松2015に参加する
「はとまとまとつ」の制作のため。
テーマは「浜松」。
遠鉄百貨店前→旧松菱前→モール街→ザザシティ→有楽街→新川モール→サザンクロス
と、今までの路上演劇祭の会場をたどる形で歩いた。
その後、珈琲香蘆(かふぇこうろ)で、どのような台本にするか話し合い。
参加者が手分けして書くことにした。
僕は一応カメラを手に、何枚か写真を撮ったが、
作品にはあまり活かされない、と思う。
今後、数度集まって、作品を作って行く。
発表は5月23日浜松駅北口百貨店前にて。
写真は
上から、4人の古代人→彼らの社交場→道の奥?
路地に入ったら見つけた。
2015年04月08日23:12
「はとまとまとつ」参加者募集!!
カテゴリー │路上演劇祭
参加者募集!!
路上演劇祭で作品を一緒に作りませんか?
タイトル 「はとまとまとつ」
テーマは「浜松」です。
タイトルは、「浜松」を分解してみました。
「はままつ」
「は」と「ま」と「ま」と「つ」
「はとまとまとつ」
分解した上で、浜松を組み直してみる。
浜松に何らかの形で関わる人により、
みんなで、作品にしていきましょう。
作り方
○探す
浜松の街歩きをします。
4月18日土曜日(13時~17時 その後、食事をしながら話し合いを予定)
集合場所:浜松駅北口百貨店前
テーマを見つける。気になるものを見つける。
“浜松”‘ハママツ’“はままつ”‘Hamamatsu”・・・を見つける。
ノートをとったり、写真を撮ったり、話を聴いたり、調べたり・・・。
目を凝らし、耳をすまし、手に触れ、味わい、感じとり、見つけましょう。
あなたのとっての“はままつ”。わたしにとっての“はままつ”。
○形にする
演劇作品を作ります。
スケジュールは話し合いの上、決めます。
集まることができる日は限られているので、無理なく作りましょう。
○上演
5月23日(土)に浜松駅北口百貨店前で行われる
路上演劇祭JAPAN in 浜松2015にて上演します。
連絡先 フィールド 寺田景一
090-3879-8513 tetora@kyj.biglobe.ne.jp
写真は路上演劇祭JAPAN in 浜松2011 より
路上演劇祭で作品を一緒に作りませんか?
タイトル 「はとまとまとつ」
テーマは「浜松」です。
タイトルは、「浜松」を分解してみました。
「はままつ」
「は」と「ま」と「ま」と「つ」
「はとまとまとつ」
分解した上で、浜松を組み直してみる。
浜松に何らかの形で関わる人により、
みんなで、作品にしていきましょう。
作り方
○探す
浜松の街歩きをします。
4月18日土曜日(13時~17時 その後、食事をしながら話し合いを予定)
集合場所:浜松駅北口百貨店前
テーマを見つける。気になるものを見つける。
“浜松”‘ハママツ’“はままつ”‘Hamamatsu”・・・を見つける。
ノートをとったり、写真を撮ったり、話を聴いたり、調べたり・・・。
目を凝らし、耳をすまし、手に触れ、味わい、感じとり、見つけましょう。
あなたのとっての“はままつ”。わたしにとっての“はままつ”。
○形にする
演劇作品を作ります。
スケジュールは話し合いの上、決めます。
集まることができる日は限られているので、無理なく作りましょう。
○上演
5月23日(土)に浜松駅北口百貨店前で行われる
路上演劇祭JAPAN in 浜松2015にて上演します。
連絡先 フィールド 寺田景一
090-3879-8513 tetora@kyj.biglobe.ne.jp
写真は路上演劇祭JAPAN in 浜松2011 より
2015年04月07日21:58
浜松で演劇を始める
カテゴリー │静岡県西部演劇連絡会会報原稿
■浜松で演劇を始める フィールド 寺田景一
東京での学生生活を終え、地元である浜松に就職のため戻ってきた。
一年位は仕事やその周辺の付き合いなどで過ごしていたが、演劇をやりたいと言う気持ちはあったようで、何となく、それに類する情報を探していた。
近ごろなら、迷わず「演劇 浜松」とかで検索するところだが、当時はコンピューターもインターネットも一般向けではなく、情報の入手は自然アナログとなる。
サークルのメンバー募集記事が、タウン誌などに掲載されていて、先ずはそれらを手に取った。
演劇関係の募集でよく見る名前に、「劇団テクノポリス」があった。
また、劇団の主宰者が、タウン誌にコラムを書かれたりしていた。僕は、その募集記事を何度か目にしながらも、連絡をとることもなく、やりすごしていた。
「劇団テクノポリス」がどんな演劇をやっているのか、あまり知らずに、僕は劇団の門を叩くことになる。
普通に電話をかけて、問い合わせればいいものを、僕はよりアナログな手紙を書いてコンタクトを取る。
これは考えてみれば、少しずるい。
思いを一方的に伝えて、相手からの返事を待つ。
今なら、電子メールという方法がある。投げておいて、戻って来るのを待つ、というのは同じだが、手紙は時間と手間が余分にかかる。
切手代もかかる。
主宰者は丁寧に、稽古スケジュールが同封された手紙を返してくれた。
僕は、浜松に戻ってきて、演劇を始めることになる。
「劇団テクノポリス」は元々織物工場であった建物を自前で借りて、稽古場にしていた。
上演は劇団員全員でひとつの芝居に取り組むというのではなく、いくつかのグループに分かれて、行っていた。
例えば、「演劇班」があり「ミュージカル班」もあるとか。僕が指定されたグループは、上演を控えていなかった。
野田秀樹の「走れメルス」の冒頭をテキストに、読み合わせの稽古をやった。
何日か稽古に顔を出したが、そこに物足りなさを感じたのは、僕に理由がある。
まだ何も始まっていないのに、自分で勝手に判断してしまったのだ。
いつの間にか、稽古場に行かなくなり、再びあてもなく、情報誌のサークルメンバー募集欄をめくることになる。
ある日、図書館で、浜松市他のサークル一覧が掲載された冊子を見つけ、演劇関係のサークルを探した。
そこに「劇団踊ら木偶」という当時の浜北市に本拠を持つ劇団があった。
聞き慣れぬ言葉の劇団名を持つ劇団に、やはり少しずるい手紙を送るという方法で連絡をした僕は入団し、何年か在籍する。
すぐに辞めなかったのは、理由を考える余裕を与えられなかったからと言える。
稽古場に顔を出した時、本番を想定した稽古の真っ最中で、入ってまもなく行われた合宿で、役を与えられる。
逃げたくても逃げれない状況に置かれたとも言える。
時期はちょうど今頃。
合宿が行われたのはゴールデンウイークの休み中であった。
(4月5日号 静岡県西部演劇連絡会会報より)
東京での学生生活を終え、地元である浜松に就職のため戻ってきた。
一年位は仕事やその周辺の付き合いなどで過ごしていたが、演劇をやりたいと言う気持ちはあったようで、何となく、それに類する情報を探していた。
近ごろなら、迷わず「演劇 浜松」とかで検索するところだが、当時はコンピューターもインターネットも一般向けではなく、情報の入手は自然アナログとなる。
サークルのメンバー募集記事が、タウン誌などに掲載されていて、先ずはそれらを手に取った。
演劇関係の募集でよく見る名前に、「劇団テクノポリス」があった。
また、劇団の主宰者が、タウン誌にコラムを書かれたりしていた。僕は、その募集記事を何度か目にしながらも、連絡をとることもなく、やりすごしていた。
「劇団テクノポリス」がどんな演劇をやっているのか、あまり知らずに、僕は劇団の門を叩くことになる。
普通に電話をかけて、問い合わせればいいものを、僕はよりアナログな手紙を書いてコンタクトを取る。
これは考えてみれば、少しずるい。
思いを一方的に伝えて、相手からの返事を待つ。
今なら、電子メールという方法がある。投げておいて、戻って来るのを待つ、というのは同じだが、手紙は時間と手間が余分にかかる。
切手代もかかる。
主宰者は丁寧に、稽古スケジュールが同封された手紙を返してくれた。
僕は、浜松に戻ってきて、演劇を始めることになる。
「劇団テクノポリス」は元々織物工場であった建物を自前で借りて、稽古場にしていた。
上演は劇団員全員でひとつの芝居に取り組むというのではなく、いくつかのグループに分かれて、行っていた。
例えば、「演劇班」があり「ミュージカル班」もあるとか。僕が指定されたグループは、上演を控えていなかった。
野田秀樹の「走れメルス」の冒頭をテキストに、読み合わせの稽古をやった。
何日か稽古に顔を出したが、そこに物足りなさを感じたのは、僕に理由がある。
まだ何も始まっていないのに、自分で勝手に判断してしまったのだ。
いつの間にか、稽古場に行かなくなり、再びあてもなく、情報誌のサークルメンバー募集欄をめくることになる。
ある日、図書館で、浜松市他のサークル一覧が掲載された冊子を見つけ、演劇関係のサークルを探した。
そこに「劇団踊ら木偶」という当時の浜北市に本拠を持つ劇団があった。
聞き慣れぬ言葉の劇団名を持つ劇団に、やはり少しずるい手紙を送るという方法で連絡をした僕は入団し、何年か在籍する。
すぐに辞めなかったのは、理由を考える余裕を与えられなかったからと言える。
稽古場に顔を出した時、本番を想定した稽古の真っ最中で、入ってまもなく行われた合宿で、役を与えられる。
逃げたくても逃げれない状況に置かれたとも言える。
時期はちょうど今頃。
合宿が行われたのはゴールデンウイークの休み中であった。
(4月5日号 静岡県西部演劇連絡会会報より)