木下惠介記念館へはままつ映画祭2019へ行った
11月9日、10日と、はままつ映画祭2019が行われた。
僕は9日はB・C・D・Eプログラムを
10日はFプログラムとGプログラムの中の1本を観た。
9日は公募作から選ばれた9本を1日で上映し、
終了後、それらの中から表彰がされる。
今までは2日に渡り上映されていたように思う。
各作品ごとの監督だったり俳優だったりプロデューサーだったりが
ゲストとして上映後インタビューを受ける。
表彰があるとすると
2日に渡り拘束するのは
宿代もかかるし、都合も合わなかったりするので、
そのあたりを考慮して1日にまとめたのかもしれない。(あくまでも予想)
10日は地元の映像作家の作品上映、
女優、堀春奈さんを迎えて、出演作品の上映、
そして、クロージング上映。
クロージング上映は
僕は名前を存じあげなかったが、
人気俳優がゲストに来るということもあってか
前売りで完売だったそうだ。
はままつ映画祭は
毎年公募をして作品を集めるということが特徴だと思う。
上映作品を観ると
それぞれの創作環境がうかがえて興味深い。
東京でつくるということ、
地方でつくるということ、
制作費の捻出方法。
ひとつの役にも
何十人ものオーディションから選んだという作品もあれば
人を集めるのに苦労する作品もある。
僕は比較的
観たことも聞いたこともない
自主上映作品を観るのが好きである。
その理由は知らないからである。
観てみないといいか悪いかもわからない。
でも作ろうという思い付きには
それなりの理由や気概があり、
1本のフィルム、いや今はデータか、
に集約される。
それを見届けたいという訳だ。
他の人もそうかというとそうでもないらしくて、
無名の自主制作作品の上映会の
集客は決してよくはない。
はままつ映画祭でも
僕にはメインイベントと思われる
1日目の公募作のコンペ上映日の方が
観客の数は少なかったように思う。
やはり知った(いや知った人が出る)作品を
観たいと思う人が大多数なのだろう。
はままつ映画祭は大きなスポンサーがあったり、
自治体が主催をしているイベントではない。
コンペが大々的にうたわれていないのも
その辺が理由かもしれない。
有志市民たちによってコツコツと
行われている映画祭である。
しかし、いつもチラシのデザインがいい。
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