掛川美感ホールで演劇集団es十周年公演「街は微笑みを」を観た
20日(日)13時30分~
11時から路上演劇祭のチラシの挟み込みをさせてもらった。
13時の開場まで時間があったので、
マクドナルドで時間をつぶす。
esの芝居をはじめて観たのは2006年1月の「例えばこの街のひとりごと」
いわた表現の会からころのメンバー何人かと観に行ったと思う。
そして、2006年の11月浜松演劇・人形劇フェスティバルユニットライブ公演「街は囁いて」では
僕もフィールド「ストリップ」で参加し、リハを拝見させてもらった。
実はどちらも今回の公演と舞台は同じ。
とあるバーである。
偶然にも「街シリーズ」すべて観た。
バーにやってくる客はみなひとりでやってくる。
そして、誰かと待ち合わせをしている。
コートを脱ぎ、バーテンはそれを受け取り、メニューを聞く。
客にふさわしいカクテルを作ると言い放ち、注文を受ける。
客たちは待ち合わせをしているというが、
本当は待ち合わせなどしていないのだ。
そして注文した飲み物はなかなか来ない。
バーテンがまるで時間稼ぎをしているかのように作りだした時間は
客たちを自ら語らせる。
そして、「不思議なこと」を起こす。
来ないはずの待ち合わせの相手が現われる。
そして、実現するはずのなかった対話を果たす。
その頃には飲み物も用意されている。
結果、客たちはそれぞれ抱える何かを解消し、
留まっていた足を前に進める。
バーを訪れたことによって。
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