長久手市文化の家でオフィス300「天使猫―宮澤賢治の生き方―」を観た。
24日(祝)18時~
車に乗せてもらって、何人かで行った。
作・演出及び出演もした有名演劇人の渡辺えりさんが東北大震災後、初めて書き下ろした作品で、
初演は2012年5月。
今回は再演で、配役が一部変わり、
東京の他、盛岡、石巻、福島、仙台、山形の東北地方その他各地を旅公演する。
愛知(長久手)もその一環で、カーテンコールで、渡辺さんが話していたが、
ご本人の作品の公演は30年ぶりということだった。
副題に「宮澤賢治の生き方」とある。
僕が一番思ったこと。
震災から3年以上たつのだ。
来年3月11日が来れば、丸4年なのだ。
震災直後に、震源から離れた場所ではあるが。
主に映像や印刷物ではあるが、
感じた時の気持ち。
その時と今は、まるで違うのか。
東北出身の渡辺えりさんと、僕は、まるで違うのか。
同じだと思っていた。
その時は・・・
3年以上4年未満前は。
でも、違ってもいいのだと思った。
違うということから、考えてみる。
隣りの国の人とも違う。
遠い国の人とも違う。
別の時間の人とも違う。
もちろんキミとも違う。
違うことから始めよう。
そう思った。
同じへの道である(かも)ということは
言うまでもない。
ちなみにこの作品には渡辺えりさんの演劇塾の若者たちが出演している。
彼ら彼女らは、一様に白い服を着ていて、
背中にはごくごく小さい羽根が生えていた。
未来を託した生まれたての天使の意味かもしれない。
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