2017年10月31日07:06
クリエート浜松でFOX WORKS「決戦!中田島」を観た≫
カテゴリー │演劇
10月29日(日)13時~
パンフレットに描かれた作・演出の狐野トシノリさんの言葉に
「遠州弁で話せる芝居を作ったらどうなるんだろう?」とある。
これは実行されていなかったが、
諸々事情はあったのだろう。
遠州弁は、例えば関西弁、東北弁などと比べると
一般的とも言えない。
「おんな城主直虎」でも遠州弁が語られるとなぜか気恥ずかしい。
方言指導の方が入っているのだろうが、
本当かな、と思ってしまう。
これにしても、村人が少ししゃべるという程度で、
主要人物は標準語をしゃべっている。
ちなみに浜松市出身の映画監督木下惠介さんの映画では、
遠州弁が語られたりしている。
僕が東京で過ごした学生時代、
遠州弁は「~け」、「~だら」と語尾に特徴があるが
それ以外はほぼ標準語なので、
言葉を直そうという気持ちにはならなかった。
但し、聞いた方は、その語尾が妙におかしいらしく、
よく笑われた。
苗字である「寺田」は遠州弁では前(テラ)にアクセントを置くが、
標準語では後ろ(ラダ)にアクセントを置く。
だから、よく「寺田です」というと「寺田さん?」と聞き返された。
僕は前にアクセントを置いた寺田で聞き、
相手は後ろにアクセントを置いた寺田で聞き返した。
そのうち、相手に合わせ、後ろにアクセントを置いた寺田で名乗った。
就職で帰って来た頃は東京かぶれの寺田で名乗っていたが、
しばらくし、遠州方式の寺田に戻った。
但し、両方を状況により使いこなしていた時期もあった。
電話口で自ら言い直したり。
「寺田、いや寺田です。・・・」
「決戦!中田島」は作・演出者もそうだが、
浜松出身でない参加者が多い。
就職なり進学なり、縁あって浜松に来ることになり、
なおかつ、その地で演劇をすることになり、
「中田島」を舞台にした演劇をやる。
それはとても面白い試みだと思う。
郷に入れば郷に従えを地で行くようなものだ。
生まれてずっとこの地で過ごす人たちにとって、
もしかしたら、ハッとするような作品になったかもしれない。
但しそのためにはある程度時間を費やさなければいけないだろう。
例えば本気で遠州弁を習得する努力をするとか。
もちろんセリフの中だけでいいのであるが。
舞台は、様々なキャリアの役者たちが出演していた。
その中に、晩ごはんという浜松を中心に活動する漫才師が出演していた。
パート的な絡み方で出演していたが、
感心したことがある。
なかなかの数、舞台に立っているのだろう。
漫才を通して身に着けたのであろうか、
舞台での立ち方を知っている気がした。
立ってしゃべる。
いい学校の先生はきっとさまになっているだろう。
駅前に立つ選挙の立候補者もさまになっている人とそうでもない人はいるだろう。
もちろん舞台役者も
そんな場面は多い。
立ってしゃべる。
舞台役者の立ち方と漫才師の立ち方は違うと思う。
今回登場した漫才師は
演劇の中で、漫才師としての立ち方を要求されて出演したと思う。
今度は役者として、出演するのも見てみたい気がした。
タイトルから、派手な大太刀周りがあるかと思っていたが、
代わりに、謀略として大太刀周りごっこがあった。
それから考えると、
これは吉本新喜劇なのかもと思った。
吉本新喜劇は食堂を舞台とする芝居が多い。
そこに様々な曰くある人たちが出入りする。
そう考えるとずいぶんと納得する部分が多い。
週末、イベントが目白押しだったが、
外は台風の暴風域に入っているようだ。
イベントによっては途中中止になっているようだ。
僕はもう1本、17時から別の会場での観劇も予定している。
パンフレットに描かれた作・演出の狐野トシノリさんの言葉に
「遠州弁で話せる芝居を作ったらどうなるんだろう?」とある。
これは実行されていなかったが、
諸々事情はあったのだろう。
遠州弁は、例えば関西弁、東北弁などと比べると
一般的とも言えない。
「おんな城主直虎」でも遠州弁が語られるとなぜか気恥ずかしい。
方言指導の方が入っているのだろうが、
本当かな、と思ってしまう。
これにしても、村人が少ししゃべるという程度で、
主要人物は標準語をしゃべっている。
ちなみに浜松市出身の映画監督木下惠介さんの映画では、
遠州弁が語られたりしている。
僕が東京で過ごした学生時代、
遠州弁は「~け」、「~だら」と語尾に特徴があるが
それ以外はほぼ標準語なので、
言葉を直そうという気持ちにはならなかった。
但し、聞いた方は、その語尾が妙におかしいらしく、
よく笑われた。
苗字である「寺田」は遠州弁では前(テラ)にアクセントを置くが、
標準語では後ろ(ラダ)にアクセントを置く。
だから、よく「寺田です」というと「寺田さん?」と聞き返された。
僕は前にアクセントを置いた寺田で聞き、
相手は後ろにアクセントを置いた寺田で聞き返した。
そのうち、相手に合わせ、後ろにアクセントを置いた寺田で名乗った。
就職で帰って来た頃は東京かぶれの寺田で名乗っていたが、
しばらくし、遠州方式の寺田に戻った。
但し、両方を状況により使いこなしていた時期もあった。
電話口で自ら言い直したり。
「寺田、いや寺田です。・・・」
「決戦!中田島」は作・演出者もそうだが、
浜松出身でない参加者が多い。
就職なり進学なり、縁あって浜松に来ることになり、
なおかつ、その地で演劇をすることになり、
「中田島」を舞台にした演劇をやる。
それはとても面白い試みだと思う。
郷に入れば郷に従えを地で行くようなものだ。
生まれてずっとこの地で過ごす人たちにとって、
もしかしたら、ハッとするような作品になったかもしれない。
但しそのためにはある程度時間を費やさなければいけないだろう。
例えば本気で遠州弁を習得する努力をするとか。
もちろんセリフの中だけでいいのであるが。
舞台は、様々なキャリアの役者たちが出演していた。
その中に、晩ごはんという浜松を中心に活動する漫才師が出演していた。
パート的な絡み方で出演していたが、
感心したことがある。
なかなかの数、舞台に立っているのだろう。
漫才を通して身に着けたのであろうか、
舞台での立ち方を知っている気がした。
立ってしゃべる。
いい学校の先生はきっとさまになっているだろう。
駅前に立つ選挙の立候補者もさまになっている人とそうでもない人はいるだろう。
もちろん舞台役者も
そんな場面は多い。
立ってしゃべる。
舞台役者の立ち方と漫才師の立ち方は違うと思う。
今回登場した漫才師は
演劇の中で、漫才師としての立ち方を要求されて出演したと思う。
今度は役者として、出演するのも見てみたい気がした。
タイトルから、派手な大太刀周りがあるかと思っていたが、
代わりに、謀略として大太刀周りごっこがあった。
それから考えると、
これは吉本新喜劇なのかもと思った。
吉本新喜劇は食堂を舞台とする芝居が多い。
そこに様々な曰くある人たちが出入りする。
そう考えるとずいぶんと納得する部分が多い。
週末、イベントが目白押しだったが、
外は台風の暴風域に入っているようだ。
イベントによっては途中中止になっているようだ。
僕はもう1本、17時から別の会場での観劇も予定している。