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13日、いわた表現の会からころの定例会後、劇団からっかぜアトリエで午後7時から行われるM-planetの第5回公演「フラレター」を観に移動。
マイカーで行く者、相乗りで行く者、バイクで行く者、家に帰り家族の夕食の支度をして行く者。
総勢7名。

常にダイエットが一番の課題でその相談にサハラ医師を訪れるところから事件に巻き込まれる25歳の女性、星野玉子役を舘香緒里さんが演じている。、
主宰者の見野君の芝居を観るとモレナクついてくるので、10回は演じているところを観ているだろうか。体も心もよく動き、イキイキと演じていた。
彼女は責任を背負うとイイ。
そして見野君との息の合った絡みは劇団の財産である。

玉子と友人海丘ミサキ役を河合祐美さんが演じている。今までは彼女の持っている魅力をそのまま活かしている様子だったが、今回は茶髪といまどきのメイクで、役つくりが新鮮に感じた。これからもいろいろな役をやると幅が広がると思う。自分自身と重ならない部分が多い役を。

「フラレター」という魅力的なタイトルから僕が想像していたのと違う展開で物語は進んでいった。
童話星の王子さま、玉子、ダイエットと体の膨張等、キーワードが複数に重なりながら、物語は展開していく。
なかなか「フラレター」のイメージが出てこなかったが、ダイエットの相談にきた玉子が膨張する爆弾が体内に入り込み、その爆弾をつくったサハラへの恋心が語られ、そうか、「フラレター」か、とタイトルの意味を知る。
ひとつ言えば、レター(手紙)のイメージも色濃く重ねるともっと合点がいったか。
ダイエットや失恋という身近な問題から、「世界を変える」までのイメージの振幅に作者の意思を感じる。
惑星(プラネット)の思いを語るところに、劇のテーマとともに劇団(エムプラネット)の思いも重ねながら、終幕を迎える。
星空を見上げながら。






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