ゆやホールで劇団うりんこ「いきもの生き方図鑑」を観た

カテゴリー │演劇

27日(日)14時~ アミューズ豊田ゆやホール
名古屋を本拠とする劇団うりんこの公演。
小学生4人が理科室でのそうじの時間、
―リサがトカゲになる日ー
という副題の通り、それぞれトカゲに、カマキリに、ダンゴ虫に、カメに変身する。
そして、変身したものたちの生き方を自ら体験することで、自らの生き方を見つめる。
とはいえ、突然そのようなものたちに変身することが実際あったら、どんな風になるだろう。
というのは、すんなり変身して、すんなり受け入れ、すんなり元に戻るような気がするので、
大人目線では4人のみで演じられる世界が、「ああ、もう少し」、と期待せずにはいられない。

からころの集まりで西貝公民館でチラシを見つけて、「行こう」と思った芝居でした。
会場はほとんどが親子連れでしたが。
子どもたちがどう反応するか面白かった。
子どもはわからないことは親に聞く。
カマキリに変身した男の子が大きな猫に襲われた時、
子ども「ねえ、これ怪獣?」
その親「ねこ」
子ども「ねこ怪獣?」
入場時はさみこまれていたチラシにアンパンマンの公演のチラシが入っていて、とつぜん「アンパンマン!」と叫ぶ。
カマキリに変身すると泣き叫び、親により外に連れ出される。

でも子どもはいい。
終わると素直に「ああ面白かった」と口々に言う。
だから児童劇は子どもに向けて作らざるをえなくなるのだ。
「ああ面白かったと言わせるために。
それも潔いのかも。
劇団うりんこは全国の主に子どもたちに向け芝居をつくり続けている。

ゆやホールで劇団うりんこ「いきもの生き方図鑑」を観た





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