プリンスを思う

カテゴリー │思うこと

『プリンスさんは、アマチュアバンドを経て1978年にアルバム「フォー・ユー」でデビュー。
ソウルやファンク、ゴスペルの要素とロックを融合し、27種類以上の楽器を演奏する多才ぶりを発揮した。
82年発表の「1999」は世界的な大ヒットとなった。
84年に発表した自伝的映画「パープル・レイン」のサントラ・アルバムは、全米チャートで24週連続1位となり、
アカデミー賞を獲得した。
これまでに発表したアルバムやシングルは世界中で計1億枚以上の売り上げを記録した。
2004年には「ロックの殿堂」入りを果たした』
以上はプリンスの死を報じる2016年4月22日夕刊の読売新聞からの抜粋である。

マイケル・ジャクソンと並び称され、1980年代爆発的に活躍していたが、
表に出る印象は対照的だったと思う。
明るく正統的なマイケルに対し、隠微で背徳的なプリンス。
わかりやすさと多少のわかりにくさ、
とも言えるかもしれない。
マイケルはよく物まねされるが、プリンスはされない、
とも言えるかもしれない。

ただ、こんな分け方の意味がまったくないことはすぐに気が付く。
どちらもその後の人生も含め、一筋縄ではいかないのは承知の通り。
どちらも日向と影が色濃くある。
そこから生まれる表現は
どこまでもPOPミュージックとしてくくられる。
日本人であり、英語もよくわからない僕も聴いている。

1987年9月に行われた後楽園球場(今の東京ドーム)でのマイケルジャクソンのバッド・ワールドツアーは
整理券を取ったが、行かなかった。
1989年2月に行われた東京ドームでのプリンスのLOVESEXYツアーは行った。

マイケルジャクソンは2009年6月25日に亡くなった。
プリンスは名前を変えてまた戻したり、
最近もオリジナルアルバムを出したり、ライブをしたり盛んに活動していたと聞く。
とは言え、文字としての情報が主で、
肝心の音源を聴くことはなかった。

プリンスの訃報を聞いたとき、
車の中にプリンスのCDアルバム「アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ」が
あった。
一日で世界を巡るという意味のタイトル名である。
けっこう車を走らせながら聴いている。

プリンスを思う


同じカテゴリー(思うこと)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
プリンスを思う
    コメント(0)