小劇場楽園で劇団青い鳥「ちょっとうれしい」を観た

カテゴリー │演劇

3日(土)下北沢の小劇場楽園は本多劇場や「劇」小劇場や駅前劇場やOFF・OFFシアターが密接する駅そばの一帯にある。
主に本多劇場などで人気劇団が公演する日は当日券入手待ちなどで演劇好きがわさわさする場所。
小劇場楽園は70人をキャパシティとする小さな劇場。
1991年以来の作・演出 市堂令の復活。
市堂令とは固定の作家、演出家を置かず、舞台に出る役者全員が作・演出をするという総称。
人に歴史あり。
劇団に歴史あり。
歴史とは味わい深いものであり、それら変遷を知ればまた味わいもより深くなる。
ただし演劇とは現実的なものであり、30年前何があろうが、今立っている舞台がすべてとも言える。
そんな非情の中、青い鳥は常に青い鳥であり続ける。
あり続けようとする。
これは当たり前のことだ。
僕が僕であり続けるように。
あなたがあなたであり続けるように。
人が多少変わり、
新しい人も入ってきたり、
年をかさねたり、
時代も年をかさねたり、
しながら、
青い鳥は青い鳥であり続ける。
メーテル・リンクの「青い鳥」の続編を僕たちに代わって演じ続ける。
それを観客たちは観ることで自分の場所を知る。
小劇場楽園で劇団青い鳥「ちょっとうれしい」を観た



同じカテゴリー(演劇)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
小劇場楽園で劇団青い鳥「ちょっとうれしい」を観た
    コメント(0)