シネマe~raで「ミツバチのささやき」を観た

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19日16時40分~
スペインのビクトル・エリセ監督の1973年の長編第1作。
主演はアナ・トレント。
子供のころは家と学校とそれらの周辺が世界のすべてである。
そこに巡回映画で怪奇映画「フランケンシュタイン」がやってくる。
アナは姉と一緒にその映画を観る。
映画に出てくるフランケンシュタインと出会った少女は殺されるが、アナにはどうして死んだのか分からない。
姉に聞くが、姉は答えを教える代わりに、フランケンシュタインは実際に存在して、自分の名前を呼ぶと現われると言う。
アナは新しい世界を知る扉を少し開く。
当時のスペインの哀しい内戦も知らない。
食べれるキノコと食べれない毒キノコの見分け方もこの後、養蜂家の父に教わる。
走る列車が本当に危ないのかも本当にはわかっていない。
命の大切さを考えることもない。
「生きている実感」って何?
大人はそういうことを考える。
アナの行方がわからなくなると必死で探す。
見つかると、生きていてよかったと喜ぶ。
でも、本人は相変わらずフランケンシュタインが現われるのを信じている。


シネマe~raで「ミツバチのささやき」を観た


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