静岡文化芸術大学×SPAC連携事業公演「近代能楽集 綾の鼓」を観た

カテゴリー │演劇

2日(木)18時30分~
三島由紀夫作の近代能楽集から綾の鼓を静岡文化芸術大学主催、SPACー静岡舞台芸術センターの共催で上演。
演出はSPAC芸術監督の宮城聰氏。
1人の登場人物をセリフを言うスピーカーと動きを担当するムーバーにわけて演じられる。

同大学の学生が2人公募で参加した。
2人ともムーバーで登場した。
ずっと面を装着していて、最後まで素顔を見せることはない。
文楽で言えば、役割は人形だ。
自ら人形遣いと人形の役を兼任する。
ただし、語りは、専門のスピーカーが担う。

この手法は何のためにやっているのだろうか。
後半、語りがよく、引き込まれた。


静岡文化芸術大学×SPAC連携事業公演「近代能楽集 綾の鼓」を観た


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この記事へのコメント
セリフと役者(人形)が別の人間によって行われることには、どんな意味があるのでしょうかねぇ?

それぞれに、語りと動きというものに専門的に関わることによる、何かしらのメリットがあるのかもしれません。
少なくとも、これは虚構世界なのだということは観客に伝わるわけですよね。

虚構性を表に打ち出して、どこまで観客をこの世界に惹き入れることができるのか?という勝負でもあるのでしょうし、虚構だからこそ楽しめる・その世界に浸ることができるという面もあるのでしょうかねぇ?
Posted by 猪ボヘミアン猪ボヘミアン at 2014年10月08日 18:49
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