クリエート浜松で浪漫座「THE クレージーキャッツ」を観た

カテゴリー │演劇

30日(日)13時30分~
55歳以上が入団資格のシニア劇団浪漫座の第3回公演。
はままつ演劇・人形劇フェスティバル2011の参加作品。
楽しいからいいじゃないか。
それはそうかもしれないけど。
演じてみたいキャラクターを猫に扮して・・・とパンフにある。
それはいいことなのだろうか。
本人たちのためにというより、観客のために。
でも楽しいからいいじゃないか。
それは確かにそうかもしれないけど。
おじいちゃんやおばあちゃんに喜ばれるかもしれない。
それもそうかもしれないが。




 

磐田市南公民館で「水曜日のおべんと箱」を観た

カテゴリー │演劇

23日(日)14時~
前日ワークショップ懇親会出席のため、磐田に車を置いてきた俺は自宅より天竜川駅まで歩き、JR線で
磐田駅まで行き、車で磐田市南公民館体育館へ。
南公民館が児童のために企画。
「水曜日のおべんと箱」は磐田中心に活動している劇団。
主に公民館などで児童向けに30分くらいの公演をしている。
タイトルは「暗い森のソナン」。
母体はヤマハ発動機の演劇部だそうだ。
剣や宝箱や闇の王、暗い森、西洋ファンタジーの要素たっぷり。
となると、難しいのは衣装、セット、小道具。
それはこの劇団が得意とするところなのだろう。
とてもよく作られている。
今回の公演、からころの仲間が照明オペを手伝っている。
その関係で観に行ったが、一度見たいと思っていた。
からころもよく練習で使用する西貝公民館で活動しているようなのだ。
何かコラボできればと勝手に思ったりする。
普通のおばちゃんが活躍する冒険活劇モノ。
どうだろう。






 

芹川藍さんワークショップ行われる

カテゴリー │からころ

22日(土)13時~16時
23名の参加。
天気予報は1日雨。
俺は当日参加前にやるべきことがあった。
参加者の名札を用意することだ。
一度仕事帰りに近くの100円ショップに寄ったがふさわしい(安い)のがなく、別の店をさがそうと思いつつ、当日になってしまった。
頭の中は1本で決まっていた。
「朝9時にオープンする文房具屋『事務吉』に朝イチで行こう」
大きな文房具屋へ行けば、10枚ワンセットでヤスイとか20枚ワンセットでヤスイとか、そんな名札があるだろう。
で、行ったが、多くは1枚単位で、束で売っているものも台紙がないとかこれからすぐ使うにはふさわしくない。
1枚単位のものも単価68円とかで、23枚買うと1,564円。
基本的に今日しか使うことはないので、もったいない。
いつも困った時に見つけに行く大きめの100円ショップにいけば、安くてたくさんの名札があるかもしれない。
まだ出かける時間には余裕があるとみて、1件100ショップに寄ろうと判断する。
オープンの10時にはまだ間がある。
近くのすき屋で朝飯。
10時すぎにイトーヨーカドー横の100円ショップへ。
名札コーナーさがす。
すぐ見つからなかったので、店員に聞く。
名札コーナーー見る。
ところが・・・
ふさわしい名札なかった・・・
と、思いついた。
名札コーナーの名札でなくてもいいや。
思いついたある商品を1個購入し、(105円)店外へ。
まだ小康状況だけど、今日は雨の1日だなあ。
そんなこと思いながら。
あまり時間がないなあ。
そんなことも強く思いながら。
まだ、家戻って、歯を磨き、シャワー浴びて、11時すぎには磐田へ向かわねばならない。
磐田駅南口送迎レーンに11時51分磐田駅着の電車でやってくる講師の芹川さんと渡辺さんを迎えに行く。
ぴったり予定通り11時40分に到着。

13時ワークショップが始まる。
まずそれぞれ自己紹介。
指名され、みんなの前で、お題「最近うれしかったこと」をしゃべる。
俺が指名される。
しゃべりました。
「名札を用意するように言われていましたが、けっこう高かったので、これにしました」
俺は自分の左胸を示ししゃべる。
左胸には「てらだ」とマジックで書かれたガムテープ(布)の切れ端。
最後はこう締める。
「それがうれしかったことです」
みんなの胸にも(位置はそれぞれちがうが)ガムテープの切れ端。
100円ショップで購入したのは黄色のガムテープだったが、家に白のガムテープがあったので、それも持って行った。
ワークショップにやってきた人たちに各自マジックで名前を書いてもらい、名札にした。

ワークショップ後、希望者はベトナム料理アオザイで懇親会。
磐田駅に向かう芹川さん、渡辺さんをみんなで見送るために出入り口に。(車で送っていくのは別のメンバー)
外は一層雨が降っていた。
雨は関係なかったなあ。
そんなことを思った。







 

劇評ワークショップ

カテゴリー │演劇

7日(金)・14日(金)18時30分~文芸大で劇評ワークショップを受講。
講師は大岡淳氏。
7日は講義および課題上演「空に墜ちた男」を観劇。
「空に墜ちた男」は大岡さんら3名によるリーディング公演。
13日までに劇評を書き、提出。
14日は受講者から提出された劇評の講評。
僕は「人生ゲーム」という劇評を書いた。





 

野外劇場「有度」でがくらく座「まつろうもの」を観た

カテゴリー │演劇

15日(土)19時30分~
舞台芸術公園 野外劇場「有度」
浜松西インターちかくに16時集合で3名で東名高速で静岡まで行き、日本平の野外劇場へ。
前夜から雨。
昼間はほとんど雨。
18時以降降水確率のパーセントが落ちることに期待し、東へ向かう。
日本平サービスエリアでしばし休憩をとるが、劇場には開演1時間半以上前の18時前に到着。
駐車場の警備員たちがまだ打ち合わせをしていた。
早すぎる客たちに対し、対応はとても丁寧。
業者も含め、、迎え受ける姿勢がうれしい。
思いもかけず浜松出身のSPAC役者に遇ったり、喋ったり、お茶飲んだりしているうちに、開演20分前、自由席である野外劇場恒例の整理番号順に並ぶ時間になる。
早く来たおかげで、整理番号は早めだった。
チケット購入の連絡をしたのは前日である。
以前フィールドの芝居で共演した役者が今回出演していて、前日の彼からの2度目のメール案内を受け、急遽購入を決めたのだった。
行く気は元々あった。
でも、静岡市までの距離と、何かこの頃忙しいような気持ちが、まあいいかという気分にさせていた。
行ってよかったと思った。
何よりみんな張り切ってやっている。
「わが街」だ。
と思った。
3月の震災とだぶる山崩れがこの村を突然襲う。
人が亡くなる。
突然に連続性はない。
不条理であり非合理である。
その後は予想通り進む。
つまり立ち直るのである。
死者が語る。
「わが街」手法が、ものをいう。






 

7日は見本市、8日はシンポジウム

カテゴリー │演劇

7日18時30分~20時30分 文芸大で「はままつコミュニティ・アート見本市~地域が奏でるドラマ~」
演劇・人形劇・路上演劇・音楽・映画・美術・写真関係の方の10分間の発表。
僕は演劇を担当。
トップバッターとして、「浜松演劇列伝」。
講談調に着物を着て、張扇叩き、手元にあった各劇団のチラシをプロジェクターに写し出す。


















8日13時30分~17時 アクトコングレスセンター会議室でシンポジウム「演劇の現在/批評の現在」
第1部 現代演劇はどこへ向かうか?
第2部 演劇批評は何をなすべきか?
講師は大澤真幸(社会学者)、柳澤望(演劇・ダンス批評)、高橋宏幸(演劇批評)
司会は大岡淳(演出家・劇作家・批評家・パフォーマー)

「演劇にとって(総じて他の芸術も)しあわせな時代は終わったんだなあ」との大澤氏の感想が印象に残った。
そして、
「自分のことはさておいて、他者との交流の地点にいけるか」
「劇評は演劇を観なかった人に向けて書く」




 

2日劇団青い鳥A・SO・BO塾「五のレシピ」を観た

カテゴリー │演劇

新宿角筈区民ホールにて11時30分~
新宿駅西口から都庁を越え、中央公園を越え、区民ホールはある。
桜の園、仕入屋、四人姉妹、七人の土方、テレビクルーの五つのチームにわかれ、1本の芝居になっている。
構成を言うと、桜の園はつぶれかけたレストラン『桜の園』の面々。
仕入屋は文字通り、仕入れ業者。
四人姉妹、七人の土方は客たち。
テレビクルーはレストランを、いや実はオーナーを取材に来たテレビクルー。
その五のレシピにスペシャルとして、老婦人の朗読が加わる。
この公演は40歳以上の女性を対象にしたワークショップの終了公演であるが、ひとつの芝居の作り方を提示していると思う。
次回第6期は来年1月から再来年の4月までも全30回で、再来年の春に公演の予定とある。

夜7時から西部演劇連絡会があるので、昼飯を食い、いい時間になっていたので、新幹線で浜松へ帰る。
昼飯は行こうと思っていた南インド料理屋がシャッターがしまっていたので、見かけた蒙古タンメン中本新宿店に入る。
中に入ったら何人も並んでいた。