鴨江アートセンターで演劇集団浜松キッド「宮沢賢治のセロ弾きのゴーシュ ラジオドラマ風 朗読劇」を観た

カテゴリー │演劇

3月23日(土)14時~

演劇集団浜松キッドの大同窓会なのだと言う。

本日、団長の山田利明さんから語られたが、
実施にあたり、いくつかの個人的な理由があったらしい。
「何かやろう」という呼びかけに対し、団員たちは答えて、形になった。

「セロ弾きのゴーシュ」の朗読劇は、かつて上演された作品だそうだ。
14時からの一部と16時からの二部は題材は同じだが、
表現の仕方が違うと言う。
僕は一部を観た。

現団員の他、OBも参加していた。
中には豊橋の劇団で活動している女優もいる。
朗読劇の後は、過去の公演映像のダイジェスト。
流されたのは、2000年より前の二十世紀に上演された何本かの作品。

野田秀樹作 「走れメルス」
つかこうへい作 「熱海殺人事件」
内藤裕敏作 「青木さん家の奥さん」
飯島早苗・鈴木裕美作 「ソープオペラ」
飯島早苗作 「法王庁の避妊法」
鈴木聡作 「凄い金魚」
‥‥‥。

小劇場第二世代~第三世代の作品。

舞台セットが驚くほど充実していて、役者も皆、躍動している。
若さだけが原因ではないが、
同じ世代の若者が集まった時の勢いというのはある。
公私ともに、自分のために使える時間が比較的取ることが出来る。
立場や年齢により、そうはいかないケースも出てくる。

ただし、繰り返し訪れるそういう時期を経て、続けた先に今回のようなイベントがある。
堅苦しさよりも、面白さを追求する劇団の姿勢は変わらない。
敷居の低さを強調するが、真剣な取り組みは演劇をすることが好きでたまらないという証拠。

旗揚げ公演が1981年3月23日、和地山集会場での「思い出を売る男」なので、
ちょうど創立43年になる。

チラシの絵は、団長の画家である同級生による。
朗読劇でも使われていた。
今回の同窓会を行うひとつの理由でもあり、
浜名湖を描いた絵が、会場に展示されていた。

鴨江アートセンターで演劇集団浜松キッド「宮沢賢治のセロ弾きのゴーシュ ラジオドラマ風 朗読劇」を観た



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