浜松地域情報センターでオムニバス漫才ムービー「南十字星によろしく」を観た

カテゴリー │映画

24日(日)16時30分~
みんなのはままつ創造プロジェクト採択事業
オムニバス漫才ムービー

毎月、出世城という有料(1000円)お笑いライブが開催されているそうだ。
これはすごいことだと思う。
毎回出演する人がいるとして、毎回新ネタをおろすのであろうか。

浜松キャンディーズの「年下の男の子」
「南十字星によろしく」の上映
その後に、映画にも登場していた3組の漫才師たちの漫才があった。
「ギャランドゥー」~ペット屋の話
「フジツー」~ドラえもんの話
「ちょちょりーな」~歌好きな音痴の話
それぞれとても面白かった。

浜松キャンディーズはいつまでも輝くぞと決意のパフォーマンス。
練習を重ね、ちゃんと形になっている。
一番驚いたのは、彼女らのご家族だろう。

「南十字星によろしく」の意味は何だろうと思ったが、
帰宅後、もらってきたチラシを見たら、キャッチコピーに
「誰もが心に輝く星を持っている」
とあった。
そういう意味だろう。
子供たちが商店街をもりあげようと、お笑いなどのライブを催した場所が浜松駅南の
サザンクロス商店街だった。
つまり、南十字星商店街だ。
浜松の地で頑張る人たちへの暖かいまなざしが感じられた。





 

磐田東・西・南高校演劇部合同公演「南へ」を観た

カテゴリー │演劇

23日(土)15時~
磐田市民文化会館 大ホール
作 野田秀樹
演出 佐藤剛史

演出の佐藤氏は伽藍博物堂の主宰。
がくらく座、座☆がくらくの主宰でもある。

春休み恒例の磐田市高等学校演劇祭の第11回。
磐田東・西・南の各校の演劇部による合同公演。

昨年までは演出の佐藤氏が書いたオリジナルを上演。
今回は野田秀樹がNODA MAPとして、上演期間の最中に東北大震災があった作品。
この作品を選んだわけは何だろうか。
22人という多くのキャストを抱えていることは大きな要因だろう。
重層的で動きのあるこの芝居にチャレンジしたことは大きな意味があるだろう。
ただ、テーマまでせまれたかというと、これは難しいだろう。
というか、NODA MAPを観たとしてもどこまでこちらにせまってきたか。
そんなことも考えながら観劇。
でも一番意味があるのは高校生たちには次のステージがあること。
高校野球を観る感覚と同じである。
センバツで常葉菊川が初戦を勝った。
中継を熱心に観るわけではないが、
このニュースにうれしいと思う気持ちを抱くのは今後も変わりそうもない。





 

浜松ものがたり文化の会主催「宮沢賢治・童話の世界」へ行った

カテゴリー │いろいろ見た

20日(祝)14時~15時30分
クリエート浜松ふれあい広場

1部 朗読 イーハトヴ童話 「注文の多い料理店 序」  宮沢賢治童話に親しむ会

    人体交響劇「狼森と笊森、盗森」 浜松ものがたり文化の会

2部 賢治童話に出てくる歌を楽しむひととき♪
     「星めぐりの歌」  「月夜のでんしんばしら」  「ポラーノ広場のうた」   「風の又三郎」

   朗読 童話「猫の事務所」
       詩「永訣の朝」  「雨ニモマケズ」   森下つま子(岩手県出身)

最後にプログラムにはありませんでしたが、宮沢賢治の童話を元にした落語が演じられました。
   落語「ツェねずみ」  おまけ家九三

代表の村上節子さんが子供たちと賢治童話をテーマに活動をはじめて17年目だそうだ。
プログラムの中の「人体交響劇」は子供や大人たちが賢治作品を言葉と体の動きで表現。
森や山や人間や動物を手分けして表現します。
何年か前に同じクリエート浜松のホールでも観ました。
その時、小学校の時に、運動場で先生の指導で行った集団表現を思い出しました。
多くは覚えていないのですが、川の流れとかをみんなで表現した記憶があります。
その時は今回より子供たちの参加者が多く
(これも時の流れでしょうか)
子供たちは客席にも流れ込んだりして、それぞれが動いているものですから、
いったいどこを見ていいのやらわからなくて、全体として伝わってくるものが伝わりにくい感じがしました。
でも、今回は程よい人数で子供たちと大人たちが協力しあって練習したあとが見え、よく伝わってきました。
ただ、これは表現する側の問題と言うより、見ている僕の問題がほとんどです。
それぞれが表現しようとしている姿をよく見つめれば伝わってくるものなのです。





 

立川談春独演会浜松公演へ行った

カテゴリー │いろいろ見た

18日(月)18時30分~
浜松市福祉交流センター

車で会場へ向かう。
併設の駐車場は満杯で近くの民間の駐車場をさがす。
最寄りは満車で少し離れた所へ止める。
雨模様だったが、止んでいたので傘なしで会場まで歩く。

一席目 雛鍔(ひなつば)

休憩後、

二席目 らくだ

どちらも高座では初めて聞く。
「らくだ」は自宅にある古今亭志ん生のCDをよく聞いていたので、
どうしてもそれとの比較になる。
前に談春の師匠である立川談志の録音も聞いたが、その時も志ん生「らくだ」との比較になる。
他の噺家の「らくだ」をほとんど聞かない男に言われるのもどうかと思うが、
談春と師匠の談志の「らくだ」はリアリズムの芝居のようである。
らくだとらくだの兄貴分と屑屋と月番と大家さんと八百屋が主な登場人物であるが、
キャラクターをしっかり演じ、人間ドラマをあぶりだす。
長屋に住む暴れん坊で嫌われ者のらくだの元に兄貴分が訪ねてきて、ぶっ倒れているらくだを見つける。
死んでいると思った兄貴分は後始末をどうしようかと考えている時に屑屋が通りかかる。
葬式代でもねん出しようかと屑屋にらくだの家に残った者を買ってくれというが、
今までも買ってくれと言われたが変えない、使えないようなのものしか残っていない。
そこで、兄貴分は長屋の月番に香典を、大家さんに酒と煮しめを、八百屋に死人を運ぶための樽を持ってこさせるように
屑屋に言いつける。
そして、断るようなら、らくだの死体を放り込んでかんかんのうを踊らせる、とすごむ。
そんな兄貴分と屑屋の関係が後半逆転するところがこの落語のドラマ。
大家さんが持ってきた酒を兄貴分に勧められ、屑屋が口にするところから始まるのだが。
談春はその逆転するところをたっぷりやる。
志ん生は時間をかけずに、酒を飲んだ屑屋の長セリフで一気にやる。
もちろんどちらが正解というのではないが、志ん生は一気なだけに鮮やかだ。
談春はこの逆転をリアルにするために、兄貴分は実は酒が弱いという事情を入れてきた。
そうしないと、立ち場は逆転しないと考えたのかもしれない。
今まで散々すごんで来た兄貴分が、屑屋が酒を飲み、気持ちが大きくなっただけで、弱気になんかなりっこない。
本当ならそうかもしれない。
でも、落語は、「さも聞いてきたような話である」
本当のことである必要はない。
ホラ話でいいのである。
面白ければいいのである。

落語会に行く少し前に談春修行時代を書いたエッセー「赤めだか」を借りた。
直前に5ページほどだけ読んだ。
落語の枕を聞くにあたり、役に立った。
高座の前に浜名湖競艇に行って来たそうである。
「赤めだか」の冒頭に書かれていた。
競艇場の近くに住んでいて、子供にくれる菓子をめあてに父親に連れていってもらうようにせがんだこと。
そして、ある競艇選手が好きになり、競艇選手になることが夢だったこと。
高校の時、身長制限の170センチを越え、競艇選手になるこを泣く泣くあきらめ、落語家になることに夢が変わったこと。
高校時代、談志の「芝浜」を聞き、ショックを受け、自宅に押し掛け、高校を辞め、弟子になる。
そして、今に至る。




 

浜松街中はがんこ祭

カテゴリー │こんなことあった

16日、有楽街でのインターネット放送あおぞらスタジオぴぴっとに出演し、鴨江別館へ戻る。
その日は浜松街中で「浜松がんこ祭」を開催。
翌17日まで。
全国各地から129チーム、約4800人が参加されるようです。




 

鴨江別館での「3月16日土曜日は、文化芸術と地域をたっぷり考える」へ行った

カテゴリー │いろいろ見た

16日(土)13時30分~19時
浜松市鴨江別館301号室

プログラムは

事例紹介(13時40分~)
 静岡県舞台芸術センター(SPAC)
 安部奥の会
 公益財団法人横浜市芸術文化振興財団

シンポジウム
 第1部(15時5分~)
 文化芸術活動の社会性と、地域と共に支えるために必要なこと」
 第2部(16時55分~)
 みんなでフリートーク

ゲスト
 鷲田清一(哲学者、大谷大学教授)
 芹沢高志(P3 art & environment 統括ディレクター)
 宮城聰(演出家、SPAC芸術総監督)


事例を聞き終わったあとの休憩から
15時~16時40分くらいまで中座。
有楽街のふれあい広場でインターネットテレビ「浜松まちなか青空スタジオぴぴっと」に出演するために赴く。
用件は路上演劇祭のPR。
出演時間は16時5分~30分の25分間。
特設スタジオにて、若い男女のパーソナリティーに囲まれてしゃべる。

終了後、再び鴨江別館へ。
シンポジウムは途中からの参加のため、前半は聞けなかったが、ゲストの方それぞれ印象に残った言葉。

鷲田さん「地域でこれがないと死んでしまうというのをみんなでやるというのはずっと昔は労働だった。
      米作りとか漁とか。
      その後、子孫を絶やさないとか、行事とか、宗教儀礼だとかが出て来て、
      それがアートに結び付く。」

芹沢さん「ニーズや問題がはっきりしている時は解決能力が重要になる。
      でも今は何が問題かわからない。
      だから下手をするとボタンをかけちがえてしまう。」

宮城さん「今の人は何のための人生かよくわかrないのではないか。
      自分の人生は無駄なのではないか・・・。
      でも、人類がいまだに滅んでいないのは膨大な無駄があったからとも言える。
      効用だけだったら、滅んでいたかもしれない。
      無駄であること自体が価値であるという考え方もできる。」






 

アクト浜松大ホールでオペラ「夕鶴」を観た

カテゴリー │オペラ

10日(日)14時~
第4回県民オペラ
作曲 團伊玖磨
作 木下順二
全1幕

題材は昔話の「鶴の恩返し」。
1952年が初演の日本オペラの不朽の名作と、チラシにある。
舞台は与ひょうの家。
奥の部屋はつうが機を織る場所。
襖が閉じられている。
まわりは雪が降り積んでいる。
上手側に与ひょうの作業車である軽トラック。
下手側に電柱が1本あり、与ひょうの家まで電線がつながっている。
元々の「夕鶴」の想定した時代とは違うと思う。
昔話である時代には電気は通っていなかったはずだ。
あかりは、火をおこしていたはずだ。
休憩時にパンフを見たら、時代設定はこのオペラが作られた頃ということだった。
つまり、1952年ころ。
戦後の復興時である。
金を得るために欲にかられた与ひょうは結果、一番大事なつうを失うことになる。
エネルギーとして原子力を選び、結果、事故というあってはならない事態を起こしたことへの警笛であることは間違いないだろう。
つう役は第5回静岡国際オペラコンクールで第1位の光岡暁恵さん。
与ひょう役は浜松市出身の水船桂太郎さん。
冒頭とラストに出てくる近所の子供たちに夕鶴児童合唱団(オーディションで選ばれたそうだ)
オーケストラは浜松フィルハーモニー管弦楽団。
登場人物はほかに、つうに機を織らせるように与ひょうをそそのかす隣村の運ずと惣どのふたりのみ。
そのコンパクトさもとても日本的な感じがした。
観るに従いその世界に入り込む自分がいた。

前日の9日は14時から、いわた表現の会からころの定例会。
「朝起きるということ」という台本(途中)を持っていき、読んでもらった。
朝起きるだけの話です。




 

1990年の黒テント浜松公演「三文オペラ」

カテゴリー │演劇

ハザマとスミちゃんに続いてこちらも。

68/71黒色テント 第26回公演
三文オペラ

作 ベルトルト・ブレヒト
作曲 クルト・ヴァイル
台本 山元清多
演出・美術 佐藤信

とき 1990年4月28日(土)・29日(日) 開演18時30分
ところ 浜松・鴨江寺境内
春と秋のお彼岸には賑わうお鴨江さんの境内にテントを張り
芝居が行われました。
ロンドンの貧民街を舞台にした三文オペラの世界を日本の明治初年東京品川におきかえた。





 

路上演劇祭JAPAN in 浜松2013出演者・スタッフ募集中!!

カテゴリー │路上演劇祭

路上演劇祭JAPAN in 浜松2013出演者・スタッフ募集!!

日時 6月2日(日)13時~18時くらい(予定)
会場 浜松街中 新川緑地(遠鉄第一通り駅高架下) 
     ※ただ今交渉中
出演者 参加料1000円
(チラシ印刷、会議費用、保険など運営費に使用されます)
募集締め切り 3月15日
路上演劇祭のはまぞうブログに募集チラシがアップされています。
ぜひご覧ください。
    ↓
http://rojojapan2012.hamazo.tv/

「外で演劇やりましょう」
そして
「いっしょにつくりましょう」

僕も実行委員として関わっています。
3月17日(日)18時から青少年の家(住吉)で委員会が開かれます。
ぜひご参加ください。


会場予定の新川緑地(新川モール)です。


新川緑地から浜松駅方面をながめる。


新川緑地から旧松菱方面をながめる。




 

1992年の黒テント浜松公演「ハザマとスミちゃん」

カテゴリー │演劇

ゴトウさんのコメントを拝見して、チラシを探しだしました。
他に何か手掛かりをと思いましたが、他にはありませんでした。
残念ながら台本、映像は手元にはありません。

脚本・演出の山元清多氏をお迎えして、話を伺ったり、
チラシやポスターを配布したり、貼ってもらったりして、チケットを売ったり、
ということは覚えているのですが、
肝心の公演内容はあまり覚えていません。
チラシをあらためて見ると、平日夜の公演です。
仕事のあとあわただしく駆けつけたのでしょうね。

ハザマとスミちゃん
黒テント第29回公演
ブレヒト・ルネッサンス第2弾
原作 ベルトルト・ブレヒト
脚本・演出 山元清多
劇中歌 服部良一
プロデュース 佐藤信

1992年11月25日(水)
18時45分開演

浜松市福祉文化会館