クリエート浜松ギャラリー35で「でじふぉと浜松展」を観た

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11月11日(土)
翌12日から万年橋パークビル8Fで行われる
絡繰機械’S公演へチラシ折り込みの依頼に行った後、
クリエート浜松へ。

でじふぉと浜松は1996年6月にデジタルアートを楽しむことを目的に発足。

撮影した写真をベースに、デジタル加工を施し、アート作品にした作品が並んでいる。
以前は手書きだったデザインの世界は、
デザインソフトの登場で、
多くがパソコン上での作業となっている。
写真もカメラのシャッターが押され、現像されたものが作品のすべてだった時代から、
デジタル加工というもうひとつの表現手段が加わるようになった。

写真の見せ方のひとつの発展形である。
デザインの現場では撮影者と加工者は別だったりする。
カメラマンが写真を撮り、デザイナーが加工してポスターやチラシ作成に活用する。
僕が演劇をやる時、チラシの作成にその技術を使う。
但し、僕自身にはその技術がないので、技術がある人に依頼することになる。

でじふぉと浜松展に出展さえている作品は個人名で展示されているので、
写真撮影とデジタル加工は同一人物が行っているのだろう。
そこには写真の撮影とPCでデジタル加工するという二つの過程が伴う。
これは個人作業の中で2つのことをコラボレーションさせていると言ってもいいのではないだろうか。

個人作業でもさまざまな要素を互いにコラボレーションさせながら
ひとつのものを作っていく。
コラボレーションとは異なる分野間で共同作業をすることであるが、
個人の場合も同様の過程を経ると思う。

写真撮影は自宅で撮影する場合もあるが、基本的には外出する。
街に出る。田舎へ行く。外国へ行く。
山にも登り、海にも潜る。
つまりアウトドアである。

対して、デジタル加工の作業は基本的には自宅のPCの前で行う。
自室でやる。リビングでやる。キッチンでやる。
つまりインドアである。
2つの異なる要素がドッキングされて、1枚の作品が出来上がる。

3名×2篇 計6篇の詩と[「でじふぉと」とのコラボ作品も展示されていた。
3名の詩作者は、でじふぉと作者の作品を題材に詩作をする。
個人内のコラボレーションが、
他者、しかも他分野の表現とのコラボレーションに広がる。

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