2022年01月18日19:42
路上演劇祭Japan in 浜松2022 開催にあたっての企画書≫
カテゴリー │路上演劇祭
路上演劇祭Japan in 浜松は毎回、開催にあたっての企画書が作成される。
開催場所のご担当者、警察署への道路許可、新聞社等へ後援の依頼などに活用される。
また、出演者や実行委員に共通認識として共有される。
以下、全文。
企画書
1、タイトル: 路上演劇祭Japan in 浜松 2022
2、日程:2022年5月29日(日) 時間 13時ころ~18時ころの予定
3、場所:砂山銀座サザンクロス商店街
4、内容:商店街路上で、公募により参加した個人、またはグループによる演劇公演が行われる。
5、経緯:路上演劇祭Japan は、浜松と東京・世田谷にて2001年路上で演劇をする試みを開始した。東京はその後毎年継続しているが、浜松は2008年まで休止し、2009年再開して、その後は毎年場所を変えて、中心市街地区での開催をしている。2020年はコロナ渦により延期、2021年は無観客映像配信という形をとった。
6、意義:路上演劇祭Japanは、メキシコの路上演劇プログラムの影響を受けて誕生している。
すなわち 路上と演劇というキーワードが内包するものは以下の3点である。
①演劇を劇場という閉じた場で金を払った限られた観客に見せるという形から外に引っ張り出し、雑多な人が居る路上、誰にでも開かれた場所で誰でもが見られるものとする。
②そうすることによって、演劇という表現媒体がより身近なものとなり、誰でもが使えるものとなり、特に理解されにくい立場の人(マイノリティ)の発信が、有効な形で出来る。
③路上という場の性質上、そこには人を引き付ける要素、楽しさ、祝祭的、
目新しさもまた、必要な要素となる。それは、演劇自体を鍛える。
当初はこの3点が意識された。だが、浜松ではどの路上も等しく年々人や店が減るという現実に直面し、上記①の要素が成立しにくいと感じる。 再開後10年を経験した私たちは、上記3点にあらたに次の2点を 演劇祭の構成要素として加えてきた。
④人が居る路上ではなく人が居なくなってしまった路上というものそのもの、その街の成り立ちやそこにある店や人の思いもまた演劇のテーマとなること。演劇をする場とのその路上(街)とのかかわりも、大事にしたいこと
⑤人を排除しない場としての路上、雑多なものが交差する場としての路上が演劇祭という形で出現出来たらいいという願い。
コロナ渦により、路上での演劇祭が制限された2年間を経て、改めて上記5点が確認された。
だが、路上演劇祭Japan in浜松2022は、相変わらず新型コロナウイルスにより今後の見通しが見えにくい現状がある。それをふまえて、路上の原点を見据え、気張らず、気負わない、簡単に形を変えられる柔軟性と気楽さを大事にして 開催を企画し参加者を公募する。
7、公募の締め切りは 2022年2月末日とする。
また、参加者/団体は、遠方でない限り、会議に参加しアイディアを出しあい共に演劇祭運営にも携わることが望まれる。
8、砂山銀座サザンクロス商店街の企画の受け入れ
路上演劇祭Japan in浜松は 2001,2009,2017,2018年と4回当地で開催の機会を得ている。いずれも、商店街との話し合いで開催の了解を頂いているが、特に2017,2018年は、2年続けることで砂山銀座を意識した作品作りを試みたり、演劇祭以外に砂山朝市(商店街企画)に参加するパフォーマーも出てきている。
2022年5月29日(日)の演劇祭開催計画は サザンクロス商店街の了解を頂いている。またそれ以前の、毎月第1第3土曜日の砂山朝市でのパフォーマンス個人参加は路上演劇を経験するよい機会ととらえており、商店街の理解も得られている。
2022年1月15日 路上演劇祭Japan 浜松実行委員会
(代表 里見のぞみ)
開催場所のご担当者、警察署への道路許可、新聞社等へ後援の依頼などに活用される。
また、出演者や実行委員に共通認識として共有される。
以下、全文。
企画書
1、タイトル: 路上演劇祭Japan in 浜松 2022
2、日程:2022年5月29日(日) 時間 13時ころ~18時ころの予定
3、場所:砂山銀座サザンクロス商店街
4、内容:商店街路上で、公募により参加した個人、またはグループによる演劇公演が行われる。
5、経緯:路上演劇祭Japan は、浜松と東京・世田谷にて2001年路上で演劇をする試みを開始した。東京はその後毎年継続しているが、浜松は2008年まで休止し、2009年再開して、その後は毎年場所を変えて、中心市街地区での開催をしている。2020年はコロナ渦により延期、2021年は無観客映像配信という形をとった。
6、意義:路上演劇祭Japanは、メキシコの路上演劇プログラムの影響を受けて誕生している。
すなわち 路上と演劇というキーワードが内包するものは以下の3点である。
①演劇を劇場という閉じた場で金を払った限られた観客に見せるという形から外に引っ張り出し、雑多な人が居る路上、誰にでも開かれた場所で誰でもが見られるものとする。
②そうすることによって、演劇という表現媒体がより身近なものとなり、誰でもが使えるものとなり、特に理解されにくい立場の人(マイノリティ)の発信が、有効な形で出来る。
③路上という場の性質上、そこには人を引き付ける要素、楽しさ、祝祭的、
目新しさもまた、必要な要素となる。それは、演劇自体を鍛える。
当初はこの3点が意識された。だが、浜松ではどの路上も等しく年々人や店が減るという現実に直面し、上記①の要素が成立しにくいと感じる。 再開後10年を経験した私たちは、上記3点にあらたに次の2点を 演劇祭の構成要素として加えてきた。
④人が居る路上ではなく人が居なくなってしまった路上というものそのもの、その街の成り立ちやそこにある店や人の思いもまた演劇のテーマとなること。演劇をする場とのその路上(街)とのかかわりも、大事にしたいこと
⑤人を排除しない場としての路上、雑多なものが交差する場としての路上が演劇祭という形で出現出来たらいいという願い。
コロナ渦により、路上での演劇祭が制限された2年間を経て、改めて上記5点が確認された。
だが、路上演劇祭Japan in浜松2022は、相変わらず新型コロナウイルスにより今後の見通しが見えにくい現状がある。それをふまえて、路上の原点を見据え、気張らず、気負わない、簡単に形を変えられる柔軟性と気楽さを大事にして 開催を企画し参加者を公募する。
7、公募の締め切りは 2022年2月末日とする。
また、参加者/団体は、遠方でない限り、会議に参加しアイディアを出しあい共に演劇祭運営にも携わることが望まれる。
8、砂山銀座サザンクロス商店街の企画の受け入れ
路上演劇祭Japan in浜松は 2001,2009,2017,2018年と4回当地で開催の機会を得ている。いずれも、商店街との話し合いで開催の了解を頂いているが、特に2017,2018年は、2年続けることで砂山銀座を意識した作品作りを試みたり、演劇祭以外に砂山朝市(商店街企画)に参加するパフォーマーも出てきている。
2022年5月29日(日)の演劇祭開催計画は サザンクロス商店街の了解を頂いている。またそれ以前の、毎月第1第3土曜日の砂山朝市でのパフォーマンス個人参加は路上演劇を経験するよい機会ととらえており、商店街の理解も得られている。
2022年1月15日 路上演劇祭Japan 浜松実行委員会
(代表 里見のぞみ)