劇団青い鳥A・SO・BO塾公演「便利屋のお仕事~喧騒のboileroたち」を観た

カテゴリー │演劇

15日(土)11時30分
川崎市アートセンター 小劇場アルテリオ

劇団青い鳥A・SO・BO塾は劇団青い鳥の主宰者である芹川藍氏を塾長として2006年に開講。
表現することの楽しさ、新鮮さ、難しさを体験し、その集大成である公演は今回が10回目である。

いわた表現の会からころが生まれたきっかけである
自己発見表現講座は芹川藍氏を講師に磐田市で2期行われた。
2002年~2003年のことである。
1期の際、集大成の公演が行われ、タイトルを「OMOU」という。

A・SO・BO塾の第1回公演のタイトルは「OMOU’07」。
毎回受講生はあらためて募集される。
新しいメンバーもいるが、継続して受講しているメンバーも多くいる。
継続することは重要だ。
当然人生は途切れ途切れで生きているのではなく、
継続して生きている。
日々A・SO・BO塾だけで生きているのではない。
仕事をしたり、
家族と過ごしたり、
友人と過ごしたり、
その他のことをしたりしている。

今回の公演のタイトルは「便利屋のお仕事~喧騒のboileroたち」
便利屋とは、商売であり、金を稼ぐための生業である。
ただ、便利屋に仕事を依頼する人にとっては
「神の助け」かもしれない。

カラオケの相手をすることだって、
お化け屋敷のお化け役をやることだって、
オレオレ詐欺防止の啓発をやることだって、
懸命に、要望通り、演じているさまは
仕事ではあるが、
役に立ちたいと願う根源的な行動のように思う。

公演の最後に塾長の芹川氏がこんなことを言っていた。
「つくづく、人は表現したい生き物なんだと思いました」
(※正確な言葉がちがうかもしれません)

「表現したい」とは《自分中心》のように思うが、
自分以外の他人があってのもので、
けっこう《人助け》のようなものに近いかもしれない。

劇団青い鳥A・SO・BO塾公演「便利屋のお仕事~喧騒のboileroたち」を観た




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この記事へのコメント
川崎市まで『便利屋のお仕事~喧騒のboileroたち』を観に行かれたモチベーションに、頭が下がります。

まあ、テトラさんはお金もあるのでしょう。住宅ローンがありませんからねぇ。
金に困らずに演劇に関わることができる、そんな運命を背負っているのかもしれませんね♪
Posted by 猪ボヘミアン猪ボヘミアン at 2014年11月18日 19:09
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