クリエート浜松で浪漫座「浪漫座版 真夏の夜の夢」を観た

カテゴリー │演劇

16日(日)16時~
浪漫座は55歳以上を入団条件とするシニア劇団である。
シニア劇団は、高齢化社会の現代、需要があり、全国のあちこちに存在する。
とはいえ、同年代の方々がやっている他の趣味団体の中では、参加している人数は少ないと思う。
例えば、合唱。
例えば、踊り。(日本舞踊とかフラダンスとか)
例えば、楽器の演奏。(オカリナとかハーモニカとか)

演劇はけっこうやることが多岐に渡る。
演目を決めると、
配役を決めなければならない。
役を与えられれば、セリフを覚えたりはもちろん、相手役も交え、練習をしなければならない。
ダンスシーンがあればダンスの練習をしなければならない。
歌うシーンがあれば歌の練習をしなければならない。
普段着で賄えない役の時は、衣装もどうにかしなければならない。

今回の演目の題材はシェイクスピアの「真夏の夜の夢」。
世に出ている翻訳の台本をそのままやるのではなく、
「浪漫座版~」と称して、自分たちで、セリフも考える、というのが今回の公演の特徴。
つまり、やることが多岐にわたる上、セリフを考えることも足されたわけだ。

でもこれらもいきなりというわけではない。
浪漫座公演も第7回ということだ。
継続と言うのがある。
ずっとやっているメンバーも多い。

浪漫座は毎週木曜13時30分から16時まで練習を行っている。
平日の昼間、こつこつと継続しているのだ。
55歳以上と言うのが入団条件であるが、
もうひとつ必然の条件が出てくる。
「木曜の昼間、仕事に従事している人は参加できない」
そのかわり、その時間、比較的余裕がある人にとっては好都合の練習日程となる。
土日はやはり、家族や友人と過ごしたい。
街中やイオンに買い物に行きたい。
「木曜午後って最高!」なのだ。

浪漫座は多岐に渡る演劇の要素を個人と集団の力でこなしていく。
公演には、一族郎党、友人その他が観客としてかけつける。
そして舞台上の役者たちの一挙手一投足に拍手を送る。

クリエート浜松で浪漫座「浪漫座版 真夏の夜の夢」を観た


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この記事へのコメント
浪漫座は、毎週木曜13時30分から16時まで稽古をしているのですね。
私も現在55歳ですが、これでは稽古に参加することはできませんねぇ。

楽しい芝居でしたね♪
Posted by 猪ボヘミアン猪ボヘミアン at 2014年11月18日 19:12
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クリエート浜松で浪漫座「浪漫座版 真夏の夜の夢」を観た
    コメント(1)