劇部コーヒーメーカー「道化師~Do you key see?」を観た

カテゴリー │演劇

18日(土)13時30分~
静岡文化芸術大学講堂

何回かこの場所で芝居を観たことがあるが、
天井も高く、舞台も広いので
なかなか使いこなすのは難しいと思っていた。

でも、今回はその広さをあまり感じさせず、
観ることができた。
それはまずは無頼セットの力に追うところが大きい。
舞台上には、さまざまな大きさの四角い箱が置かれている。
椅子になったり、人を隠す壁になったり、演台になったりもする。
そして、天井からはバーで吊るされた何枚かの布が配置されている。

箱も布も、模様付けされている。
そして、照明によっては背景に影として映し出される。
照明も、場面に合わせて的確に変わる。

衣装がすごくわかりやすくてよかった。
登場人物の性格付けがはっきりした脚本なので、
担当していて楽しかったと思う。
パンフレットには衣装を手作りしたことが触れられている。
五十嵐と言う毒ガス工場(どんな工場なんだ!!)のオーナーの衣装は
歌い上げるような役者の演技と相まって、特色があった。

役者もそれぞれの性格付けに合った演技をしていた。
新入生であろう初舞台です!!という役者も多かったようだ。

カペラというネズミの存在をもっと大きく出すと、
スケールがもっと大きくなったかもしれない。
ここに起こることは物語はすべて、
本来はチューとしか言わないネズミが起こしたことから始まっているのだから。

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