路上演劇祭リレーエッセイ④

カテゴリー │路上演劇祭

異文化交流〈未完〉


昨年の路上演劇祭に私は「サオ・バン」というグループを作ってエントリーした。
日本語講師の私がベトナムの日本語学習者に呼びかけると(やりたい!)と言ってくれたから。
すぐさま5、6人集まった。
ベトナムのダンスや歌を日本の人に披露したいという。

私としてはプラス@浜松に増えてきた技能実習生の苦悩や問題を描きたいと思っていた。
しかし奇しくもコロナウイルスというものに阻まれた。
集まりは3月の半ばで途絶えてしまった。
リスクを背負ってまでやろうという人は誰もいなかった。
当日は大勢でバンブーダンスするぞ!と意気込んでベトナム人というベトナム人をこれから集めようとしていた矢先だった。

コロナウイルス感染拡大防止のため実習生や留学生は今、多大なる被害に遭っている。
ビザが切れるのに国に帰れない、アルバイトが減って学費が払えないetc~
本当は今こそ現状を訴えるために路上演劇が必要だと思うが(例えば寄付を募るとかもできる?)、
集まれないジレンマ。

         ヒメ巴勢里   路上演劇祭Japan浜松実行委員会


路上演劇祭リレーエッセイ④


※記事は浜松百撰4月号より転載。
路上演劇祭リレーエッセイ④は、ヒメ巴勢里さん。
写真は有楽街での路上演劇祭エンディング・詩の朗読の様子。


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hamamatsu100sen.com

21ページに掲載されています!



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