2021年06月02日07:08
路上演劇祭リレーエッセイ⑥≫
カテゴリー │路上演劇祭
私の路上演劇祭
私は事務局として実行委員会の開催、司会が主な担当である。
演劇祭当日は、裏方を担う。終了すると、演者はみな何かしらの達成感や満足感を得ているようである。
しかし、私には会計や報告書作成が待っているので、終わった感はない。
私は、何を得るために実行委員をしているのだろうか?と疑問がわく。(勝手な思い込みもあるが)
パフォーマーや演劇人は自由で個性的、多文化共生をテーマに活動もしているので、会議内容は多岐にわたり、堂々巡りすることも多い。
会議は小さな社会そのもので、まとまらず司会は難航する。
だが、みんな一生懸命、熱く語りあう。
そんなとき、私は思う。報酬もないのに、熱く語るその姿はいきいきして美しい。
それは私に元気をくれる。
この輝きをみるために、私は続けているのかもしれない。
演劇祭に向けての過程こそが、「私の路上演劇祭」と思うことにしよう。
実行委員は大募集中!
熊谷有加 路上演劇祭Japan浜松実行委員会

※記事は浜松百撰6月号より転載。
路上演劇祭リレーエッセイは今回の熊谷有加さんが最終回。
写真は2018年砂山銀座サザンクロス商店街での路上演劇祭の本部の様子。
↓
★浜松百撰は電子BOOKでもご覧いただけます(登録不要・料金無料)
HP「ようこそ浜松百撰へ」からどうぞ
hamamatsu100sen.com
※21ページに掲載されています。
私は事務局として実行委員会の開催、司会が主な担当である。
演劇祭当日は、裏方を担う。終了すると、演者はみな何かしらの達成感や満足感を得ているようである。
しかし、私には会計や報告書作成が待っているので、終わった感はない。
私は、何を得るために実行委員をしているのだろうか?と疑問がわく。(勝手な思い込みもあるが)
パフォーマーや演劇人は自由で個性的、多文化共生をテーマに活動もしているので、会議内容は多岐にわたり、堂々巡りすることも多い。
会議は小さな社会そのもので、まとまらず司会は難航する。
だが、みんな一生懸命、熱く語りあう。
そんなとき、私は思う。報酬もないのに、熱く語るその姿はいきいきして美しい。
それは私に元気をくれる。
この輝きをみるために、私は続けているのかもしれない。
演劇祭に向けての過程こそが、「私の路上演劇祭」と思うことにしよう。
実行委員は大募集中!
熊谷有加 路上演劇祭Japan浜松実行委員会
※記事は浜松百撰6月号より転載。
路上演劇祭リレーエッセイは今回の熊谷有加さんが最終回。
写真は2018年砂山銀座サザンクロス商店街での路上演劇祭の本部の様子。
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HP「ようこそ浜松百撰へ」からどうぞ
hamamatsu100sen.com
※21ページに掲載されています。