春の芸術祭と県立美術館

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今週土曜日は静岡へ『Shizuoka春の芸術祭2009』を観にいく。

「ブラスティッド」と「ふたりの女~唐版・葵上」の2本。

せっかく静岡まで行くので県立美術館にも行こうかと考えている。
何をやっているかとHPで調べてみると「柳沢紀子展」が行われている。
浜松出身の画家。ざっと見た感じ・・・とがっている。細かい。暗い。
しっかり見るのは当日見ればいい。

先日のNHK「日曜美術館」で、ロダンの特集をやっていた。
県立美術館にはロダン館があるので、いつもならサンデーモーニングの大沢親分・張さんのあっぱれ!喝!を観るところをその日はチャンネルを合わせた。

静岡のロダン館は出てこなかったが、ロダンの彫刻家としての人生をデビューから愛人カミーユ・クローデルとの生活、彼女との別れから地獄の門の製作に至るまで、興味深く見た。
遅咲きの37歳でデビューするまでは、あまりのリアルな生命感に、生きた人間から型をとったなどと疑われ、なかなか認められなかったようなのだ。
ロダンは人間そのものの喜び、苦悩、叫びをイキイキと表現した。
近眼なので、モデルを真近でなめまわすように観察して、彫刻に移し変えていった。
「考える人」もじっとしているが、肉感的だ。

そして、番組後半の各地の展覧会情報で、「柳沢紀子展」が取り上げられた。

「ロダンでは現代を語れない」

そんなようなことを言っていた。
柳沢の描く人間は「閉じた体」で、切り裂いたような筆致。
展覧会の中で、対局するロダン彫刻とジョイントするのだそうだ。
ロダンでは現代を語れないのか確かめに行こう!

有度の野外劇場で行われる「ふたりの女~唐版・葵上」 作 唐十郎 演出 宮城聰 出演SPAC
には知った名前が出る。
パンフレットに名前が載っていた。
ある人に聞いたら、どうやらSPACに入団したらしいのだ。
へえ~。。。




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