無名塾「炎の人」をアクト大ホールで観た

カテゴリー │演劇

音楽工房ホールで「オペラ役者はおもしろい!?」の後、有楽街のドトールで時間を過ごし、18時30分から演観協の例会、無名塾「炎の人」。
作 三好十郎、演出 鵜山仁 主演であるゴッホ役は仲代達矢。
休憩時間にある主婦2人組がしゃべってた。
「仲代さんだけが、すべての言葉がはっきり聞える」
「若い役者はがなり声を上げると聞きとりにくいところがある」
無名塾は仲代が夫人と1975年に自宅庭の稽古場で始めた役者志望の若者たちを集めて無料で指導するというところから始まった。
有名な出身者には役所広司がいる。
ゴッホは37歳で生涯を閉じた。
そんなゴッホを仲代が演じ、アルルの地でともに創作活動をしたポール・ゴーギャンほか、まわりの役者はみな若い。
老婆の役の方もパンフを見ると若かった。
仲代の存在感が圧倒的なのは当然のことかもしれないが、自由なセリフ回しと身のこなし、そして相手とのやりとりは役者という職業が経験に大きく左右されるさまを感じさせた。

なんだろ!?役者って・・・
きのうはそんなことを考えてしまった1日だった。

無名塾「炎の人」をアクト大ホールで観た



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