静岡芸術劇場でSPAC「わが町」を観た

カテゴリー │演劇

ガンダムを何点か写真を撮り、グランシップ内でまぐろカツバーガーのみ取り出し食べ、芸術劇場へ。

14日(日)14時開演。
演出 今井朋彦
作 ソーントン・ワイルダー
訳 森本薫
音楽 松本泰幸

「わが町」は1938年、ブロードウェイで幕を開けた。
その後、世界中で翻訳され、地球上で「わが町」が上演されていない夜はない、とまで言われているそうである。
現につい最近新聞広告で新国立劇場で小堺一機が出る「わが町」が出ていた。
当日のチラシ挟み込みにも俳優座劇場の音楽劇「わが町」が入っていた。
今年の岸田戯曲賞受賞作「わが星」(作 柴幸男)も「わが町」を下敷きにしていると言われている(未読)。

演出は文学座の座員で、本職は俳優であり、何本か演出作もある。
俳優ならではの俳優の気持ちのわかり具合というか、俳優として多くの演出家のさまざまな演出を受けてきた積み重ねというか・・・。
きめ細かく、気が利いていて、程よく、適切で、遊びもあり、冒険もあり、という感想。
衣装も美術も音楽(音楽家松本泰幸のテナー・アルトサクソフォンの生演奏)も同様の感想。
休憩10分を含んだ計2時間30分。
幕が閉じ(幕はないが)、客電がつき、客席をあとにしながら口々に感想を言い合う会話を聞く。
そうか。
人と話したくなるのか。
バスでの帰る道中、文庫本を読んだりしながら、うたた寝したりしながら、窓越しに暗い東名高速をながめながら考えた。
そうか。
考えたくなるのか。
ノートを取り出し、少し書いた。
すっかり暗くなった浜松に到着し、自転車で家に帰る。


写真はグランシップと案内。
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