3月26日からっかぜアトリエで絡繰機械’S「DUAL」を観た

カテゴリー │演劇

先月26日(土)磐田で10時~17時までからころ公演の練習を終え、車を走らせ、浜松を西へ西へ劇団からっかぜアトリエへ。
19時開演までにしばし時間があったので近くの西友で飲み物とか買う。
彼岸は過ぎたと言え、夜になるとけっこう寒い。
会場であるアトリエに入ると毛布支給の用意がされている。
当日予約のチケットを購入した後、毛布受け取るべきか受け取らざるべきか一瞬迷ったが、春真っ盛り、そこそこ厚着をしてきた準備への安心感に表向きは毛布の存在を無視し、会場へ。
開演ぎりぎりに入ることも多い俺が、その日は早めに会場付近に到着したためか、開演までまだ間がある。
会場もまだ空いた席が目立つ。
知った顔何人かにあいさつして、前から2列目に座る。
座ってパンフや挟み込みの他公演のちらしをながめていると、いらぬ心配が頭をもたげてくる。
ここに座っているだけしかできない観客のオレは今はまだいいが、開演の時間まで待ち、もしかしたら開演時間が押し、しかも今日は短編とはいえ2本立て・・・暖房はなし・・・開演すれば照明がパッとあたり、本来照明は舞台上の役者ら照らすものであるが、余韻で観客であるオレたちにも暖かさ、もっと言えば熱さを届けてくれるのではないか・・・。
とはいえこう言う時一番の心配は・・・オレのあれ、我慢できるのか??できないのか??
すぐ前の時間を思い起こす。
確かに最寄りの西友で寄ってすませた。
そのうえ、眠くならないように顔も洗い、風邪対策でうがいも入念にした。
ホットの缶コーヒー買ってくればよかったかな。
もし買ったとしたら、今頃ここで暖かいコーヒーを飲める。
まてよ、でもここでコーヒー飲んだりしたら、観劇中、もよおしてしまうのではないか??
オレのあれよ。
決して劇の内容よりも『こちら』ということがないように。
もっと言えば、劇のさなか、恐縮しながら、会場を出て、駆け込むことのないように。
持ちこたえてくれ!!
開演が少し遅れることのアナウンスとともに、客席の有効活用のためにまん中に詰めて欲しいと伝えられる。
知り合いがオレの横に座ることになった。
彼はニコニコと笑いながら、入口で受け取った毛布を手にしていた。
開演を待ちながら少ししゃべりながら、オレはついに口にした。
「毛布もらってくる」
戻り、「お好きなのどうぞ」という言葉に、迷うことなくピンクの可愛らしい毛布を手にすると、再び席についた。
よし、これで準備ができた。
軽くそんなことを思った。


以上「開演前篇」です。
「開演後篇」は次回に続く。

3月26日からっかぜアトリエで絡繰機械’S「DUAL」を観た



同じカテゴリー(演劇)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
3月26日からっかぜアトリエで絡繰機械’S「DUAL」を観た
    コメント(0)