2014年05月01日22:40
アクトシティ浜松大ホールで「井上陽水 氷の世界ツアー2014」を聴いた≫
カテゴリー │音楽
29日(祝)17時30分~
「氷の世界」が発売されたのは40年前だそうだ。
僕が小学生のころだが、愛知県の親戚の家に遊びに行った時、
いとこの年上のお姉ちゃんが、井上陽水が好きで、「氷の世界」というレコードアルバムを見せてくれた。
相当おぼろげな記憶だ。
音楽を聞かされたわけではない。
その頃はせいぜいドリフの加藤茶のコントで使われたペレス・プラード楽団の「タブー」のシングル盤を
親に無理言って買ってもらって喜んでるくらいだったので、
ちまたでは井上陽水の「氷の世界」が大人気と言われても、全く興味がなかったと思う。
どんな流れでそんなことを知ったのかも覚えていない。
いとこのお姉ちゃんが好きだった井上陽水。
今はほとんど会っていないので、好きかどうかは知らない。
その後も時代のところどころで、いろいろな種類の曲で、ヒット曲を生みだす。
でも、シングルもアルバムも購入したことはない。
今回のツアーは「氷の世界」発売40年を記念して、
というか
NHKBSで「氷の世界」に関するドキュメンタリーをやったらしいが、
ともかく
「氷の世界」に収録された13曲を曲順そのままで演奏するというのがコンセプト。
3曲目に入っている「帰れない二人」は忌野清志郎との共作曲である。
僕はこの曲が好きで、「氷の世界」のCDをレンタルで借りて、カセットに録音した。
そしてはじめて、「氷の世界」を通して聴いた。
「帰れない二人」が好きで、主題歌として使用された
中井貴一と牧瀬里穂が出た映画「東京上空いらっしゃいませ」(1990年)を映画館に観に行った。
映画の内容は全く覚えていない。
面白かったのか面白くなかったのかも覚えていない。
アルバムタイトルでもある「氷の世界」は大槻ケンジ率いる「筋肉少女隊」がパンクっぽくカバーした。
その前には今や劇作家で演出家のケラリーノ・サンドロビッチがやっていたバンド「健康」が
チューリップの「心の旅」をパンクっぽくカバーした。
セックスピストルズがスタンダード曲「マイウェイ」をパンクっぽくやったように。
一時期はどこかバブルっぽい感じがした。
バブルっぽい発色のいい大振りなスーツを着ていた。
「ダンスはうまく踊れない」
「リバーサイドホテル」
「メイクアップシャドウ」
「ジェラシー」
これは多分アレンジの感じがそうだったのだろう。
拓郎や長淵やさだや千春が時代が変わってもあまり変わらないように感じるのとは違い、
陽水の曲の流れは時代に寄り添っているようで、でも一線を画し、どこか孤高な感じがし、
これはなぜだろうかと考えたら、
それはやはり歌詞だと思った。
だから、プロデューサー・作曲の奥田民生に要請された
パフィーの「アジアの純真」や「渚にまつわるエトセトラ」が飛び出したりする。
同名の映画の主題歌として要請された「少年時代」が生まれたりする。
ニュース番組のテーマ曲として要請された「最後のニュース」が作られたりする。
それぞれに関係はあるのか、ないのか。
なぜか時代とぴったりの、でも確実に距離感のある、そして、やっぱり陽水の世界。
「氷の世界」と言う曲はこう始まる。
(多くの方がご存じだろうが。なんせ当時このアルバムはミリオンセラーなのだ。
親戚のお姉ちゃんの1枚も含めて100万枚以上売れたのだ)
♪ 窓の外ではリンゴ売り 声をからしてリンゴ売り
きっと誰かがふざけて リンゴ売りのまねをしているだけなんだろう ♪
・・・わけわからない。状況が想像できない。
ふざけてリンゴ売りのまねをしている人がいるのだろうか。
リンゴ売るとしたら、白雪姫の魔法使い。
しかも毒リンゴ。
幸いに音楽は詩がわけわからなくても、聴けてしまう。
僕らは日本語以外のわけわからない言葉の曲を何曲聴いてきたことだろう。
わけわかったように。
訳知り顔で。
ザ・ビートルズの曲を
ローリングストーンズの曲を
ボブディランの曲を
あ、そういえば、正真正銘日本人のサザンオールスターズの曲も
歌詞わからん時もあるか。
♪ 僕のTVは寒さで 画期的な色になり
とても醜いあの娘を グッと魅力的な娘にして すぐ消えた
今年の寒さは 記録的なもの こごえてしまうよ
毎日、吹雪、吹雪、氷の世界~♪
氷の世界。
今なら大ヒットディズ二ー映画「アナと雪の女王」か。
関係ないか。
陽水はコンサート中、もはや名人芸とも言えるたくみさで、
曲の合間を笑いで埋める。
トークで
間で
どう例えたらいいか考えたらすぐ思いついた。
噺家だ。
名人の域の落語家だ。
何度も言う。
「たわいのない話ばかりですみません」
そして客席はどっと沸く
俺も、もう大笑い。
客入れは、過去の曲を流し、スクリーンには若き陽水の姿が映し出されていた。
僕が客席についたのは開演ぎりぎりだったのであまり見れなかったのが
とてももったいない気がした。
もっと見たかった。
背が高く、髪が多く、その時代にその場所にいる陽水がいる。
その時代の曲が流れる。
お約束のように少し遅れて照明が落ち、
いよいよ今の、しかも肉眼で見える陽水が登場する。
客席は僕より年上のおっさんたちが多い。
予想するに陽水の同世代もしくは少し下。
まさに「氷の世界」発売時の40年前、
100万枚の中の内の1枚を買った人たちなのではないか。
そのLPレコードが今も残っているかどうかは知らない。
持っていても、肝心の再生するプレーヤーを多くは持っていないだろうから、
ただ、押入れのなかにあるだけだ。
棚に並んでいるだけだ。
陽水の口から発した肉声の歌は自らの曲ではなかった。
ジョンレノンの「LOVE」である。
♪ LOVE IS REAL , REAL IS LOVE ♪
そういえば、ジョン・レノンの日本で毎年開かれる追悼コンサートに
ヨーコさんのたっての希望ではじめて陽水が参加したようだ。
その際歌った曲が「LOVE」なのかどうかは調べていないが、
そんなことと今回の選曲は関係あるのだろうか。
ジョンとは関係ないが
僕が大学生の時、武道館でやったボブ・ディランのコンサートに行った時、
終演直後、
会場で「陽水コール」が起こった。
「陽水!陽水!陽水!」
会場をあとにする陽水に気がついたほかの客らが完全場違いに
自分たちと同様ひとりの客である陽水に向けてのコールだった。
へえ~陽水ディランが好きなんだ。
と素朴な感想を抱いたのをなんとなく覚えている。
その時は陽水の音楽のルーツなど考えたこともなかった。
と、ここまで書いて、断っておくが、
このコールが「陽水コール」だったのか、
それとも「拓郎コール」だったのかイマイチ自信がない。
もしかしたら拓郎だったかも。
拓郎とディランはぴったりだろ?
陽水も言っていた。
「過去の記憶は都合よく作り変えられている」
何がほんとかなんてわからない。
今の作りかえられた記憶の方がホントかもしれない。
♪ 窓の外ではリンゴ売り 声をからしてリンゴ売り
きっとだれかがふざけて リンゴ売りの真似をしているだけなんだろ ♪
ホントに凍えそうな寒さの中、リンゴ売りの真似をしていた奴がいたのだろう。
何のためかは知らないが。
PS~
ジョンレノンの「LOVE」はいわた表現の会からころの公演「開」の時、オープニングで使用しました。
「開」と逆の、「閉」を表現しました。
題して「閉じる時」。
また、今回アンコールで歌われた「少年時代」は
僕が参加した「想稿 銀河鉄道の夜」で浜松に住む若い女の子に歌ってもらい、録音し、
ラストのシーンで使用されました。
クラスメートの犠牲になって死んだカンパネルラにジョバンニが呼びかける場面です。

「氷の世界」が発売されたのは40年前だそうだ。
僕が小学生のころだが、愛知県の親戚の家に遊びに行った時、
いとこの年上のお姉ちゃんが、井上陽水が好きで、「氷の世界」というレコードアルバムを見せてくれた。
相当おぼろげな記憶だ。
音楽を聞かされたわけではない。
その頃はせいぜいドリフの加藤茶のコントで使われたペレス・プラード楽団の「タブー」のシングル盤を
親に無理言って買ってもらって喜んでるくらいだったので、
ちまたでは井上陽水の「氷の世界」が大人気と言われても、全く興味がなかったと思う。
どんな流れでそんなことを知ったのかも覚えていない。
いとこのお姉ちゃんが好きだった井上陽水。
今はほとんど会っていないので、好きかどうかは知らない。
その後も時代のところどころで、いろいろな種類の曲で、ヒット曲を生みだす。
でも、シングルもアルバムも購入したことはない。
今回のツアーは「氷の世界」発売40年を記念して、
というか
NHKBSで「氷の世界」に関するドキュメンタリーをやったらしいが、
ともかく
「氷の世界」に収録された13曲を曲順そのままで演奏するというのがコンセプト。
3曲目に入っている「帰れない二人」は忌野清志郎との共作曲である。
僕はこの曲が好きで、「氷の世界」のCDをレンタルで借りて、カセットに録音した。
そしてはじめて、「氷の世界」を通して聴いた。
「帰れない二人」が好きで、主題歌として使用された
中井貴一と牧瀬里穂が出た映画「東京上空いらっしゃいませ」(1990年)を映画館に観に行った。
映画の内容は全く覚えていない。
面白かったのか面白くなかったのかも覚えていない。
アルバムタイトルでもある「氷の世界」は大槻ケンジ率いる「筋肉少女隊」がパンクっぽくカバーした。
その前には今や劇作家で演出家のケラリーノ・サンドロビッチがやっていたバンド「健康」が
チューリップの「心の旅」をパンクっぽくカバーした。
セックスピストルズがスタンダード曲「マイウェイ」をパンクっぽくやったように。
一時期はどこかバブルっぽい感じがした。
バブルっぽい発色のいい大振りなスーツを着ていた。
「ダンスはうまく踊れない」
「リバーサイドホテル」
「メイクアップシャドウ」
「ジェラシー」
これは多分アレンジの感じがそうだったのだろう。
拓郎や長淵やさだや千春が時代が変わってもあまり変わらないように感じるのとは違い、
陽水の曲の流れは時代に寄り添っているようで、でも一線を画し、どこか孤高な感じがし、
これはなぜだろうかと考えたら、
それはやはり歌詞だと思った。
だから、プロデューサー・作曲の奥田民生に要請された
パフィーの「アジアの純真」や「渚にまつわるエトセトラ」が飛び出したりする。
同名の映画の主題歌として要請された「少年時代」が生まれたりする。
ニュース番組のテーマ曲として要請された「最後のニュース」が作られたりする。
それぞれに関係はあるのか、ないのか。
なぜか時代とぴったりの、でも確実に距離感のある、そして、やっぱり陽水の世界。
「氷の世界」と言う曲はこう始まる。
(多くの方がご存じだろうが。なんせ当時このアルバムはミリオンセラーなのだ。
親戚のお姉ちゃんの1枚も含めて100万枚以上売れたのだ)
♪ 窓の外ではリンゴ売り 声をからしてリンゴ売り
きっと誰かがふざけて リンゴ売りのまねをしているだけなんだろう ♪
・・・わけわからない。状況が想像できない。
ふざけてリンゴ売りのまねをしている人がいるのだろうか。
リンゴ売るとしたら、白雪姫の魔法使い。
しかも毒リンゴ。
幸いに音楽は詩がわけわからなくても、聴けてしまう。
僕らは日本語以外のわけわからない言葉の曲を何曲聴いてきたことだろう。
わけわかったように。
訳知り顔で。
ザ・ビートルズの曲を
ローリングストーンズの曲を
ボブディランの曲を
あ、そういえば、正真正銘日本人のサザンオールスターズの曲も
歌詞わからん時もあるか。
♪ 僕のTVは寒さで 画期的な色になり
とても醜いあの娘を グッと魅力的な娘にして すぐ消えた
今年の寒さは 記録的なもの こごえてしまうよ
毎日、吹雪、吹雪、氷の世界~♪
氷の世界。
今なら大ヒットディズ二ー映画「アナと雪の女王」か。
関係ないか。
陽水はコンサート中、もはや名人芸とも言えるたくみさで、
曲の合間を笑いで埋める。
トークで
間で
どう例えたらいいか考えたらすぐ思いついた。
噺家だ。
名人の域の落語家だ。
何度も言う。
「たわいのない話ばかりですみません」
そして客席はどっと沸く
俺も、もう大笑い。
客入れは、過去の曲を流し、スクリーンには若き陽水の姿が映し出されていた。
僕が客席についたのは開演ぎりぎりだったのであまり見れなかったのが
とてももったいない気がした。
もっと見たかった。
背が高く、髪が多く、その時代にその場所にいる陽水がいる。
その時代の曲が流れる。
お約束のように少し遅れて照明が落ち、
いよいよ今の、しかも肉眼で見える陽水が登場する。
客席は僕より年上のおっさんたちが多い。
予想するに陽水の同世代もしくは少し下。
まさに「氷の世界」発売時の40年前、
100万枚の中の内の1枚を買った人たちなのではないか。
そのLPレコードが今も残っているかどうかは知らない。
持っていても、肝心の再生するプレーヤーを多くは持っていないだろうから、
ただ、押入れのなかにあるだけだ。
棚に並んでいるだけだ。
陽水の口から発した肉声の歌は自らの曲ではなかった。
ジョンレノンの「LOVE」である。
♪ LOVE IS REAL , REAL IS LOVE ♪
そういえば、ジョン・レノンの日本で毎年開かれる追悼コンサートに
ヨーコさんのたっての希望ではじめて陽水が参加したようだ。
その際歌った曲が「LOVE」なのかどうかは調べていないが、
そんなことと今回の選曲は関係あるのだろうか。
ジョンとは関係ないが
僕が大学生の時、武道館でやったボブ・ディランのコンサートに行った時、
終演直後、
会場で「陽水コール」が起こった。
「陽水!陽水!陽水!」
会場をあとにする陽水に気がついたほかの客らが完全場違いに
自分たちと同様ひとりの客である陽水に向けてのコールだった。
へえ~陽水ディランが好きなんだ。
と素朴な感想を抱いたのをなんとなく覚えている。
その時は陽水の音楽のルーツなど考えたこともなかった。
と、ここまで書いて、断っておくが、
このコールが「陽水コール」だったのか、
それとも「拓郎コール」だったのかイマイチ自信がない。
もしかしたら拓郎だったかも。
拓郎とディランはぴったりだろ?
陽水も言っていた。
「過去の記憶は都合よく作り変えられている」
何がほんとかなんてわからない。
今の作りかえられた記憶の方がホントかもしれない。
♪ 窓の外ではリンゴ売り 声をからしてリンゴ売り
きっとだれかがふざけて リンゴ売りの真似をしているだけなんだろ ♪
ホントに凍えそうな寒さの中、リンゴ売りの真似をしていた奴がいたのだろう。
何のためかは知らないが。
PS~
ジョンレノンの「LOVE」はいわた表現の会からころの公演「開」の時、オープニングで使用しました。
「開」と逆の、「閉」を表現しました。
題して「閉じる時」。
また、今回アンコールで歌われた「少年時代」は
僕が参加した「想稿 銀河鉄道の夜」で浜松に住む若い女の子に歌ってもらい、録音し、
ラストのシーンで使用されました。
クラスメートの犠牲になって死んだカンパネルラにジョバンニが呼びかける場面です。
この記事へのコメント
井上陽水は拓郎より少し遅れて、私が中学生の頃流行り出しました。
初期の頃の歌はよく聴きました。インパクトがありましたね。
その後、あまり聴いていません。
「少年時代」は劇でも使いましたし、ラジオからも流れていましたから何度も聴きました。
拓郎や長渕ほど親近感が湧かないのは、イノとしての性癖なのかもしれません。
初期の頃の歌はよく聴きました。インパクトがありましたね。
その後、あまり聴いていません。
「少年時代」は劇でも使いましたし、ラジオからも流れていましたから何度も聴きました。
拓郎や長渕ほど親近感が湧かないのは、イノとしての性癖なのかもしれません。
Posted by 猪ボヘミアン at 2014年05月02日 21:36
「少年時代」の歌詞もまったく意味がわかりません。
♪夏が過ぎ 風あざみ
誰の憧れにさまよう
青空に残された 私の心は夏模様
夢が覚め 夜の中
永い冬が 窓を閉じて
呼びかけたままで
夢はつまり 思い出のあとさき♪
夢はつまり・・・と続いて、答えを提示する用意をしながら、
思い出のあとさき・・・って。
わけわからん。
うまく逃げられた気分ですが
逃げ方がうまい。
夢の説明など簡単にできないことをわかっています。
夏について何の具体的なことも提示していない。
イメージだけここにある。
そこにポンと「少年時代」というタイトルが来る。
多くの日本語がわかる人たちの共通する何かとリンクする。
そして広がりを持つ。
なんかずるい感じもします。
マジックのようで。
親近感というものから
できるだけ離れようとしているのかもしれません。
私(わたくし)性というものからあえて離れるというか。
陽水の
「俺が作ったんじゃないよ。俺じゃないきっと何かが作ったんだろ」
と言う声が聞えるような気がします。
「心もよう」という曲を歌う時、
かつては好きじゃなかったような意味のことを言ってました。
でも、近頃は特に東京から遠いところで歌うと、
グッと入り込むところがあるとつなげ、
最後は、浜松と言う街が近いのか遠いのかと
オチをつけ、笑いを誘っていました。
♪夏が過ぎ 風あざみ
誰の憧れにさまよう
青空に残された 私の心は夏模様
夢が覚め 夜の中
永い冬が 窓を閉じて
呼びかけたままで
夢はつまり 思い出のあとさき♪
夢はつまり・・・と続いて、答えを提示する用意をしながら、
思い出のあとさき・・・って。
わけわからん。
うまく逃げられた気分ですが
逃げ方がうまい。
夢の説明など簡単にできないことをわかっています。
夏について何の具体的なことも提示していない。
イメージだけここにある。
そこにポンと「少年時代」というタイトルが来る。
多くの日本語がわかる人たちの共通する何かとリンクする。
そして広がりを持つ。
なんかずるい感じもします。
マジックのようで。
親近感というものから
できるだけ離れようとしているのかもしれません。
私(わたくし)性というものからあえて離れるというか。
陽水の
「俺が作ったんじゃないよ。俺じゃないきっと何かが作ったんだろ」
と言う声が聞えるような気がします。
「心もよう」という曲を歌う時、
かつては好きじゃなかったような意味のことを言ってました。
でも、近頃は特に東京から遠いところで歌うと、
グッと入り込むところがあるとつなげ、
最後は、浜松と言う街が近いのか遠いのかと
オチをつけ、笑いを誘っていました。
Posted by テトラ
at 2014年05月03日 11:04

なるほど。「少年時代」の歌詞について本気で考えたことがありませんでしたが、確かにうまく逃げられた感じがしますよね♪
~そこにポンと「少年時代」というタイトルが来る。
多くの日本語がわかる人たちの共通する何かとリンクする。
そして広がりを持つ。~
じつに見事な考察だと思います。なるほど、なるほど。
~親近感というものから
できるだけ離れようとしているのかもしれません。
私(わたくし)性というものからあえて離れるというか。~
同感です。じつは先のコメントで、エゴを真正面から抱えていない、インテリジェンスが高いのでしょうが、どこか誤魔化しているような気がします、というようなことを書こうとしたのですが止めたのでした。
テトラさんが同じように感じていることがわかったので、改めて書きました。
「心もよう」は、中学生の時に陽水では一番感じ入った曲でした。「傘がない」などは、友だちと盛んにバカにして喜んでおりました♪
陽水は、案外曲の間のお喋りが上手いのですかねぇ。
~そこにポンと「少年時代」というタイトルが来る。
多くの日本語がわかる人たちの共通する何かとリンクする。
そして広がりを持つ。~
じつに見事な考察だと思います。なるほど、なるほど。
~親近感というものから
できるだけ離れようとしているのかもしれません。
私(わたくし)性というものからあえて離れるというか。~
同感です。じつは先のコメントで、エゴを真正面から抱えていない、インテリジェンスが高いのでしょうが、どこか誤魔化しているような気がします、というようなことを書こうとしたのですが止めたのでした。
テトラさんが同じように感じていることがわかったので、改めて書きました。
「心もよう」は、中学生の時に陽水では一番感じ入った曲でした。「傘がない」などは、友だちと盛んにバカにして喜んでおりました♪
陽水は、案外曲の間のお喋りが上手いのですかねぇ。
Posted by 猪ボヘミアン at 2014年05月03日 16:55
コンサートがとても良かったようですね。文章の長さで解ります。
ちなみに『風あざみ』というのは陽水の作った言葉だそうで、その感覚に感動したことがあります。。。意味を分かろうとすると迷路に入り込むようになるので、頭を捨てて感覚を楽しむのがいいと思います。
ちなみに『風あざみ』というのは陽水の作った言葉だそうで、その感覚に感動したことがあります。。。意味を分かろうとすると迷路に入り込むようになるので、頭を捨てて感覚を楽しむのがいいと思います。
Posted by ぱせり at 2014年05月03日 19:20
「心もよう」という言葉も造語らしいですね。
でもこれは陽水の作った言葉ではなくて、
ディレクターとして、ヒットメーカー井上陽水を世に送り出した
と言われる多賀英典氏が考えたそうですね。
シングルレコードを出す時、「心もよう」と「帰れない二人」の
どちらをA面にするか決める時、
陽水自身は「帰れない二人」を推していたのだが、
多賀氏が「心もよう」を推して、発売し、結果大ヒットになったようです。
(ネットでみた雑誌記事に書いてありました)
「俺は天気屋だ。天気の気持ちはよくわかる。天気模様と心模様。どちらも移ろいやすいってね」
「ハレロヤ」での予報屋のセリフです。
心模様という言葉が造語であることはまったく知りませんでした。
でもこれは陽水の作った言葉ではなくて、
ディレクターとして、ヒットメーカー井上陽水を世に送り出した
と言われる多賀英典氏が考えたそうですね。
シングルレコードを出す時、「心もよう」と「帰れない二人」の
どちらをA面にするか決める時、
陽水自身は「帰れない二人」を推していたのだが、
多賀氏が「心もよう」を推して、発売し、結果大ヒットになったようです。
(ネットでみた雑誌記事に書いてありました)
「俺は天気屋だ。天気の気持ちはよくわかる。天気模様と心模様。どちらも移ろいやすいってね」
「ハレロヤ」での予報屋のセリフです。
心模様という言葉が造語であることはまったく知りませんでした。
Posted by テトラ
at 2014年05月04日 08:45

あのころ、
18000円で買ったフォークギター
かき鳴らし
捜し物はなんですか って叫んでいました。
結局何も見つからずに
今日まで生きてきましたぁ
ホコリに紛れた人形 みたいな
ホコリに紛れたギターケースに収まったまま
弦がさびている
18000円で買ったフォークギター
かき鳴らし
捜し物はなんですか って叫んでいました。
結局何も見つからずに
今日まで生きてきましたぁ
ホコリに紛れた人形 みたいな
ホコリに紛れたギターケースに収まったまま
弦がさびている
Posted by あらたの
at 2014年05月17日 02:14

あらたのさん コメントありがとうございます。
僕は高校1年の時にYAMAHAのフォークギターを買ってもらったのですが、
まったく弾けないまま、ケースにしまったきり、今に至ります。
僕は高校1年の時にYAMAHAのフォークギターを買ってもらったのですが、
まったく弾けないまま、ケースにしまったきり、今に至ります。
Posted by テトラ
at 2014年05月18日 23:44
