白子ノ劇場で「第1回 ふじえだ短編演劇祭」を観た。

カテゴリー │演劇

3月16日(土)18時30分~

白子ノ劇場は、藤枝市の蓮華寺池公園そば、
商店街の一角の建物2階にある。
長く東京で活動していたユニークポイントと言う劇団が
数年前、主宰者の地元である藤枝に戻り、小さな劇場を設立した。

今回は公募された劇団による上演時間15分の短編作品を
4名の審査員と観客による投票で、
一等賞を選ぼうという企画。
東京、愛媛、静岡、藤枝(2劇団)の計5劇団がエントリーされていたが、
愛媛の劇団は辞退されたとのことで4劇団による連続上演。
3月15日、16日の2度上演され、
16日の上演後、審査員たちの講評の後、投票結果の発表となる。

面白いと思ったのは審査員の方々の顔ぶれ。
東京でアート施設のチーフディレクターをやられている方のほかは
地元のフリーライターやインテリアデザイナー(舞台美術的なものもやられている)や
地元の映画館で上映映画のセレクトを担当されている方、
と、演劇の見功者に限らないことだった。

そのバラエティは公開された講評会でも発揮された。
目線がそれぞれ異なるのだ。
例えば映画を観る人の目線、
地元のお母ちゃんやお兄ちゃんの目線、
演劇を分析する人の目線等。

だから、それぞれの審査員が話されているとき、
観客の頷き以上に
審査員同士で頷き合っていた。

何を優先させるかがそれぞれ異なり、
それが投票点数に反映された。
お一人80点が持ち点で、各劇団の点数に割り振る。

上演されたのは以下の通り(上演順)

・ノックノックス 「ゆうげのにおい」

・劇団Z・A 「つかずはなれず」

・XYZ 「進行形スクールデイズ」

・創作処 愛染屋 「ゴーストライター」

優勝したのはノックノックス。
観客賞は劇団Z・A。

白子ノ劇場で「第1回 ふじえだ短編演劇祭」を観た。


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