2015年05月29日14:29
5日(祝)静岡芸術劇場でポワン・ゼロの「聖☆腹話術学園」を観た≫
カテゴリー │演劇
5日(祝)16時~
ポワン・ゼロはベルギーの劇団である。
SPACがフランスのアヴィニョン演劇祭に参加した際、
演劇祭の分厚いパンフレットをめくっていて、
気になって観に行った劇団なのだそうだ。
演劇祭はINと呼ばれる招待とOFFと呼ばれる自主公演があり、
OFFは600余りの劇団が参加する。
OFFとして参加していたポワン・ゼロは
SPACの芸術総監督の宮城氏の目に留まり、
今回静岡で開かれたふじのくに⇔せかい演劇祭2015
で、静岡の地を踏むことになった。
人形劇でもある。
俳優が自ら等身大の人形を操る。
操る俳優の顔は見える。
文楽で人形を扱う人形遣いが黒子に徹しているのとは違う。
操るものは人格を持ち、操られるものも人格を持つ。
腹話術学園にひとりの男が入り込むという設定なのだが、
それ自体がすでに確信犯で、
これは人形についての話であることを最初から宣言している。
果たして人形とは何なのだろうか。
人の形をした作り物であるのだが、
扱いによっては命を吹き込まれる。
その人の代わりではあるのだが、
その人自身とも言える。
自ら言うよりも雄弁であるし、
乗り換え可能な自由さもある。
演出家は今後も人形劇をやっていきたいと言っていた。
ベルギーの地元では、
劇団の作業工房で、芝居作り、
人形作り、音楽作りなども行われているようだ。
ちなみに台本は映画監督でもあるアンドレイ・ホドルフスキー。
ホドルフスキーの「ホーリーマウンテン」を観たことも
この作品を観たきっかけである。
演劇祭では期間中、複数本上演される。
時間と金の制約があり、選ぶのは苦労する。
ポワン・ゼロはベルギーの劇団である。
SPACがフランスのアヴィニョン演劇祭に参加した際、
演劇祭の分厚いパンフレットをめくっていて、
気になって観に行った劇団なのだそうだ。
演劇祭はINと呼ばれる招待とOFFと呼ばれる自主公演があり、
OFFは600余りの劇団が参加する。
OFFとして参加していたポワン・ゼロは
SPACの芸術総監督の宮城氏の目に留まり、
今回静岡で開かれたふじのくに⇔せかい演劇祭2015
で、静岡の地を踏むことになった。
人形劇でもある。
俳優が自ら等身大の人形を操る。
操る俳優の顔は見える。
文楽で人形を扱う人形遣いが黒子に徹しているのとは違う。
操るものは人格を持ち、操られるものも人格を持つ。
腹話術学園にひとりの男が入り込むという設定なのだが、
それ自体がすでに確信犯で、
これは人形についての話であることを最初から宣言している。
果たして人形とは何なのだろうか。
人の形をした作り物であるのだが、
扱いによっては命を吹き込まれる。
その人の代わりではあるのだが、
その人自身とも言える。
自ら言うよりも雄弁であるし、
乗り換え可能な自由さもある。
演出家は今後も人形劇をやっていきたいと言っていた。
ベルギーの地元では、
劇団の作業工房で、芝居作り、
人形作り、音楽作りなども行われているようだ。
ちなみに台本は映画監督でもあるアンドレイ・ホドルフスキー。
ホドルフスキーの「ホーリーマウンテン」を観たことも
この作品を観たきっかけである。
演劇祭では期間中、複数本上演される。
時間と金の制約があり、選ぶのは苦労する。