注意:これは延期となった路上演劇祭Japan in 浜松2020のチラシです。

カテゴリー │路上演劇祭

5月31日に予定されていた路上演劇祭Japan in 浜松2020は
実行委員会で話し合われ、無期限の延期となった。
理由は言わずもがな。
チラシも作成していたが、
日程が明記されたこちらは幻のものとなった。

活動し始めていた
有楽街で演劇をつくるワークショップ「街を知る 自分を知る」も
一旦休止となった。
目的としていた人や街を巻き込むということが出来なくなった。
街へ出向くことも人と集うことも自由に出来なくなった。

但し活動は継続しようと思う。
もちろん集まることはできない。
今はメンバーを積極的に募集する情勢ではない。

それでも準備の時間を得ることができたと捉えたい。
自宅外や他人と接触する活動の自粛の中であるが、
きっと出来ることがあるはずだ。

有楽街は浜松まちなかの商店街の中では
歴史が新しい商店街で、
1952年に開通した。
それまでは鍛冶町通りと田町通りを結ぶ
道幅3メートル足らずのS字型に曲がった路地裏だったそうだ。

第2次世界大戦後、
いち早く映画の常設館として
「松竹座」がこの路地裏に出来、
都市計画が進む中、
有楽街の名称も生まれた。

有楽街の名は東京の有楽町から来ているそうだ。
劇場や映画館が集まる有楽町をモデルに
“楽しめる場所”という意味合いで付けられた。
当時は楽しむ場所としての娯楽の代表が
映画館だったのだ。

フランク永井さんが歌う「有楽町で逢いましょう」という曲があるが、
この曲は大阪に本社を持つデパート・そごうが東京(有楽町)に初出店する際、
キャンペーンソングとしてつくられたそうだ。

チラシのキャッチコピーは
「有楽街で会いましょう」とした。
実行委員会のメンバーのひとりが提案した
おそらく気楽に出したコピー案だったが、
妙に歴史と符合した気がした。
「逢いましょう」と「会いましょう」の文字の違いも
時代をあらわしている。

ちなみに僕は以下の5つのキャッチコピーを提案した。

ひとつめ:この日 有楽街が劇場となる。
ふたつめ:あなたが思い浮かべる“有楽街”って何ですか?
みっつめ:きのうまでと少しちがう道の上。
よっつめ:いつか歩いたこの街で演劇を観る。
いつつめ:好きな人と歩いた街。

最後にもう一度、
「路上演劇祭Japan in 浜松2020は延期となりました。
チラシの日程は変更となりますのでご注意ください。
出演者も変更となる可能性もありますので、
その際の最新のニュースをご覧ください。
そして、ぜひ足をお運びください。」

注意:これは延期となった路上演劇祭Japan in 浜松2020のチラシです。


注意:これは延期となった路上演劇祭Japan in 浜松2020のチラシです。


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