2020年06月05日20:06
有楽街で演劇をつくる その2≫
カテゴリー │路上演劇祭
有楽街で演劇をつくる その2
路上演劇祭Japan in 浜松 実行委員 寺田景一
12月8日に行った有楽街の《街歩き》は、ヴァイオリンを携えての参加者がいた。
昨年、路上演劇祭に初めて出演した竹嶋賢一さんである。
普段は東京で暮らしているが、ご実家のお母様の元に週末帰って来ている。
高台協働センターで「子供の為の現代音楽研究会」という看板を掲げて活動されていた。
路上演劇祭の代表である里見のぞみさんが看板を見たことから、関りを持つようになった。
竹嶋さんは音楽をやっている方だが、《音楽》と《演劇》の境界線をそんなに意識されていないと思う。
たぶん。
僕も演劇の《経験者》と《未経験者》の境界線をそんなに意識していない。
と言っても、もちろん技術と言うものはあるので、積み上げたものを批判するものではない。
僕はどこかで《演劇》というものは、例外なく誰とでも一緒に出来るものだと思っている。
また、無料で見物できる路上演劇祭は、それが実現し得る場所だと考えている。
《街歩き》のこの日、竹嶋さんと里見さんはヴァイオリンを弾きながら有楽街を歩いた。
僕は勇気がなくて、促されたが弾かなかった。
(浜松百撰 2月1日発行号より転載)
路上演劇祭Japan in 浜松 実行委員 寺田景一
12月8日に行った有楽街の《街歩き》は、ヴァイオリンを携えての参加者がいた。
昨年、路上演劇祭に初めて出演した竹嶋賢一さんである。
普段は東京で暮らしているが、ご実家のお母様の元に週末帰って来ている。
高台協働センターで「子供の為の現代音楽研究会」という看板を掲げて活動されていた。
路上演劇祭の代表である里見のぞみさんが看板を見たことから、関りを持つようになった。
竹嶋さんは音楽をやっている方だが、《音楽》と《演劇》の境界線をそんなに意識されていないと思う。
たぶん。
僕も演劇の《経験者》と《未経験者》の境界線をそんなに意識していない。
と言っても、もちろん技術と言うものはあるので、積み上げたものを批判するものではない。
僕はどこかで《演劇》というものは、例外なく誰とでも一緒に出来るものだと思っている。
また、無料で見物できる路上演劇祭は、それが実現し得る場所だと考えている。
《街歩き》のこの日、竹嶋さんと里見さんはヴァイオリンを弾きながら有楽街を歩いた。
僕は勇気がなくて、促されたが弾かなかった。
(浜松百撰 2月1日発行号より転載)