有楽街で演劇をつくる その2

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有楽街で演劇をつくる その2
          路上演劇祭Japan in 浜松 実行委員 寺田景一

12月8日に行った有楽街の《街歩き》は、ヴァイオリンを携えての参加者がいた。
昨年、路上演劇祭に初めて出演した竹嶋賢一さんである。
普段は東京で暮らしているが、ご実家のお母様の元に週末帰って来ている。

高台協働センターで「子供の為の現代音楽研究会」という看板を掲げて活動されていた。
路上演劇祭の代表である里見のぞみさんが看板を見たことから、関りを持つようになった。

竹嶋さんは音楽をやっている方だが、《音楽》と《演劇》の境界線をそんなに意識されていないと思う。
たぶん。
僕も演劇の《経験者》と《未経験者》の境界線をそんなに意識していない。
と言っても、もちろん技術と言うものはあるので、積み上げたものを批判するものではない。

僕はどこかで《演劇》というものは、例外なく誰とでも一緒に出来るものだと思っている。
また、無料で見物できる路上演劇祭は、それが実現し得る場所だと考えている。
《街歩き》のこの日、竹嶋さんと里見さんはヴァイオリンを弾きながら有楽街を歩いた。
僕は勇気がなくて、促されたが弾かなかった。

(浜松百撰 2月1日発行号より転載)

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