テトラポッドな日々

2014年3月4日に初投稿した「シャバダハイウェイ」というタイトルの戯曲だが、
一応書き上げた。（1か月ちょっと前になるが）

※その時の投稿記事
https://ji24.hamazo.tv/e5178294.html

前科者ばかりが働く運送会社の話。
万引きをして高校を退学することになり、
推薦で決まっていた大学も諦め、
友人も恋人も家族も失った（ように見える）
タエ子が
ここ湯波運送にやってくる・・・。

コロナの効用という言葉は、
戦争の効用や震災の効用などと同じように、
ありえない言葉であるが、
戦争で儲ける人がいたり、震災で考え方が変わった人がいたり、
コロナもコロナにより売り上げを下げたお店や会社がクローズアップされるが、
業種業態により売り上げを上げたお店や会社もある。
給料が上がる人もいるだろう。

しかし、それはコロナの効用とは言わない。
いや、言えない。
言ってはいけない。
でもマイナスには勘定合わせのように
プラスもひっついてくるのは、世の必然だろう。
ただし、それは考え方に非常に左右される。

しかしながら、僕が長く放っておいたように見えた
（実際は頭の片隅にいつもあり、筆も入れていたが）
題材にエンドマークをつけることができたことは
コロナがなかったとしたら、ありえただろうか。

人間は、というより僕は
思う以上に意志が弱い。
内圧的なものがあてにならないので、
外圧的なものに常に期待しているのかもしれない。
じゃあ、世に何も起こらなかったら、
何も起こらないじゃないか！

「シャバダハイウェイ」はエンドマークをつけたはいいものの、
書き直しをしたいと思っている。
及びたかったところまで及ばなかったなあ、
書き直すべき箇所は、見えている気もしている。
ただし、実際に上演しようという状況が生まれそうになったら、
一生懸命直すことにしよう。
また時間を費やしてしまいそうなので。