シネマe~raで「いちご白書」を観た

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3月27日、「いちご白書」を観る。
「いちご白書」と言えば、松任谷由実が作詞作曲し、バンバンが歌った「いちご白書をもう一度」だ。
もちろん1970年作の学生運動を描いたアメリカ映画「いちご白書」に触発され、松任谷由実が当時曲にした。
日本でも安保闘争、1968年から69年の全共闘運動の時代に現われた青春映画。
1968年にコロンビア大学で実際いに起こった学園闘争を元に映画化されたとある。
ボート部の体育会系のノンポリ学生サイモンがストライキで学園を占拠した学生運動に参加することになる。
そこで学生運動に熱心な女子学生リンダと出会う。
学生たちは体育館に何重ものサークルを描いて座りこみ、床を叩きながらジョン・レノンの「平和を我らに」を歌う。
そこに武装した機動隊がひとりひとり床からひきはがし、逮捕していく。
かつて、深夜にテレビ放送で観たことがある。
昔のことであり、内容はあまり覚えていない。
ジョニ・ミッチェル作、バフィーセントメリー歌の「サークル・ゲーム」。
クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングや二ール・ヤングの曲。
などが流れるが、それぞれの和訳が画面に流れる。
それらがまた時代を浮き彫りにする。
観に来ている人たちは僕の上の世代、つまり映画の登場人物と同世代のひとたちだった。
たぶん、この映画をかつて観た人たち。
ひさしぶりに映画を観てどう感じただろうか?
どんな事情か知らないが「いちご白書」は世界中でDVD化されていないそうである。
あまりよく知らない世代の僕はどう感じたか。
ボブ・ディランではないが「時代は変わる」だろうか。
チラシに日本中が熱かった時代とある。
映画を観ながら考える。
共感をするか?
そうでもない。
でも苦いね。
うまくいかないね。
でもうまくいくこともあるね。
今の時代の映画とはなんだろう?

シネマe~raで「いちご白書」を観た




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