シネマe~raで「そこのみにて光輝く」を観た

カテゴリー │映画

19日(土)18時30分~
以前シネマe~raで「海炭市叙景」という映画を観た。
どちらも原作は佐藤泰志という作家の小説である。

人は今いる場所で、貼りつくようにして生きているんだなあ。

生まれた場所でなくても
生まれた場所であっても
家族がいなくても
家族がいても
金がなくても
金があっても
その場所がきらいでも
その場所が好きでも

というようなことをいろいろ考えながら観ていた。

どの役者の演技もよく見えるのは
脚本も演出も地に足がついたふさわしい仕事をしているからだ。
そして、原作の舞台でもあり、ロケ地でもある函館の町は
特別な場所を映し出しているわけでもないのに、
誰の身にも平等にふりそそぐ陽の光のように
誰の身にも平等に存在する。

シネマe~raで「そこのみにて光輝く」を観た


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